マルセイイユ、コルシカ島行き埠頭 |
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埠頭にて、右のフェリーに乗船する。 |
マルセイユ⇒アジャクシオ(コルシカ島)、イル・ルッス(コルシカ島)⇒ニースの船の予約は乗船の1か月前に、インターネットで「The Travel Gateway」を通じて行いました。 アジャクシオまでは約12時間なので、船室を予約。ニースへは4時間の船旅なのでシートを予約しておきました。料金は双方で215、84ユーロでした。 マルセイユ⇒アジャクシオの船は「La Meridionale」。午後7時マルセイユ発、コルシカ島のアジャクシオ着は翌朝の午前7時です。 マルセイユの埠頭に行くのに迷う! 「The Travel Gateway」から送付されたメールに書かれていた通りに、マルセイユの地下鉄駅で下車しました。出航の1時間半前です。添付された地図を片手に、ターミナルへ行くと、「埠頭は2か所あって、あなたの乗船するのは約1.5Km先だ」と。 荷物があるので、並んでいるタクシーに乗ろうとすると、「近い。すぐだよ」と乗せてくれない。 「歩くと、どれくらい?」 「20分もあれば着くさ」 歩き出しました。太陽がガンガン照りつけます。汗を拭かず、歩くのです。四つ角に着くと、別の人に尋ねます。方向を確認しつつ歩きました。何人に尋ねたことでしょう。 1人は、「もう、間に合わないよ」と言うのです。今日はマルセイユに泊まるのか。明日、航空券を購入してコルシカに行くか? そんな思いで歩きます。 「コルシカ行フェリー入口」と小さな看板があります。だが、その先は、だだっ広い埠頭が広がっています。船の形も見えない。もう、出発の40分前だ。ダメか! 制服を着たおじさんが埠頭から来たので、尋ねました。 「ついてきて」 助かりました。 「だいたいねえ、この地図はおおざっぱすぎる。それに埠頭の案内板は小さすぎる」 憤ります。おじさんは、そうですねと言うだけで、ターミナルまで連れて行ってくれました。 |
乗船開始 |
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フェリーと桟橋の連結部分 |
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船内 |
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船室部分 |
廊下、左は海 |
出 港 |
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マルセイユ港、出港を待つ。 |
出港を待つ人々 |
船が次第に外洋に出てゆく。マルセイユの街が太陽を受け輝いていた。絶景だ! |
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湾内を航行! |
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外洋へ! |
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外洋を航行 |
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夕食、カフェ |
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そして、夕食。 セルフサービス食堂で列に並んだ。後ろの方で、「あの人は日本人だよ」なんて囁き声で子供に説明しる声がする。短い足が珍しいのかな。 ピッザ、サラダ、ビール、デザートで約23ユーロ。ここのピッザは美味しかった。 |
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サラダは自分で盛り付ける。 左の写真奥は海。 |
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夕 陽 |
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再び甲板へ。午後9時。夕陽が沈むのを堪能した。この光景はモンクの叫びを思い起させられた。 |
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翌 朝 |
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目が覚めたら、コルシカ島のそばを航行していた。 |
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アジャクシオに入港 |
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マルセイユからのフェリーは心地よく、揺れを感ずることなく、朝、7時にアジャクシオに到着。 |
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下 船 |
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バスでターミナルへ! |
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船を下りると、ブラウスとスカートの女性と半そでのシャツと短パンの男性が寄ってきた。ポリスと書かれた身分証明書を見せ、パスポートを出せと言う。コルシカの警察官は私服? ぱらぱらとパスポートをめくりながら、「随分、旅行している」なんて呟いている。「所持金」とくれば、どうやって対応しようかなと考えていたら、パスポートを戻してくれた。 パソコンを入れたリュックサックを背中に、貴重品を入れたバッグを体の前に巻きつけ、使い古した黒い布製のバッグを引っ張っているのだから、難民と間違えたのかもしれない。いや、よたよたした難民はいない。 おかげで、ターミナル行きのバスに乗るのが最後になってしまった。 |
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港を出てホテルへ! |
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アジャクシオ港に停泊していたフェリー。 |
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ターミナルを出て、ホテルまで歩く。 | |
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