台南

裕仁皇太子の台南行啓をなぞる!

2020年2月20日




大正十二年(1923年)四月、皇太子の行啓ルートの一部


             皇太子は大正十二年四月、100年前に、台南を訪問なさいました。
             その時は、21歳。

             行啓ルートの一部は、

             @台南駅
             A台南州知事官邸
             B日本軍歩兵第二連隊
             C台南州立第一中学
             D台南公園
             E台南州庁
             F北白川宮能久御遺跡所
             G南門尋常小学校本館

             などとなっています。



@台南駅

現在は改装中で周囲がおおわれていた。


ガイドブックによるとコロニアル風建築様式の
現駅舎が完成したのは昭和11年(1936年)とある。
終戦まで、駅前には後藤新平の像が立っていたと。

内部は気品あるつくりだ。







A旧台南州知事官邸

皇太子はこの官邸に宿泊された。
明治33年(1900年)に完成した。




B旧日本軍歩兵第二連隊、植樹なさったガジュマルの木


皇太子が植樹なさったガジュマルの木。
成功大学で丁寧に管理されている。

大学の入口で、ガジュマルの木の位置を訪ねると、
ガードマンがわざわざ案内してくれた。

建物はよく管理されている。



C旧台南州立第一中学、現国立台南二中
台南公園と道路を挟んだ北側にある。
大正3年(1914年)に開校した。



D台南公園……脇の果物屋で!
果物の濃密な香りにKOされた。35NT$(140円)。

ちなみに台南公園は大正6年(1917年)に開園した。



呉園の脇にある「華都小吃城」で小籠包

小籠包、80NT$(320円)

アッチッチ! スープが溢れる。

春巻、100NT$(400円)。

皮が薄く、サクサク感あり。

ホテルのフロントで紹介してもらった店。
確かに、小籠包や春巻は美味しい。

お店は客であふれていた。



E台南州庁
大正5年(1916年)建設。
現在は国立台湾文学館となっている。



F北白川宮能久御遺跡所
北白川宮能久親王は明治28年(1895年)10月28日に市内にある呉汝祥宅でマラリアのためになくなった。

かっての台南神社の社務所だったらしい。



G旧南門尋常小学校本館、現市立建興国民中学
大正4年(1915年)に開校した。
正面はほぼ当時のものだと言われている。



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