始発駅、嘉義駅 |
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嘉義駅、開業は明治35年(1902年)。 写真の駅舎は昭和8年(1933年)に建設された。 |
阿里山森林鉄路は始発駅が嘉義駅。 終着駅、阿里山まで72.5Kmを結んでいる。標高差は約2200メートル。現在は、自然災害の影響で、途中駅の十文字駅までしか運行されていない。 途中に連続スイッチバック、三重ループ線があるので、乗り応えあるナローゲージの鉄道だ。多くの観光客は奮起湖駅まで乗車。 |
乗車券、片道のようだが、往復扱いだった。 |
切符は日本でインターネットで購入。約4000円だった。 台湾に入って、セブン・イレブンで発券した(発券料、10NT$、40円)。 |
嘉義駅、阿里山森林鉄路のプラットホーム |
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平日は1日1往復程度だ。 |
プラットホームはホームの先端にあった。 この鉄道だけ、軌間が異なる。 名所で列車を止めて説明してくれる「イベント列車」を予約した。当日、列車は満員の人気ぶりだった。 午前9時30分嘉義駅を出発し、北門駅、竹崎駅、スイッチバック地点、梨園寮駅でガイドの説明を受け、午前11時58分に奮起湖駅に到着した。 2時間の昼食時間のあと、午後2時に奮起湖駅を出発、 午後5時半に嘉義駅に戻った。 |
最初の停車駅、北門駅 |
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北門駅舎 |
嘉義駅列車はしばらく在来線と平行して走行し、右手に曲がる。北門駅までは民家の軒や木々の枝を掠めながら走り、北門駅の構内に入った。 あとで嘉義駅から北門駅まで歩いたが、30分くらいの距離だった。 北門駅は明治45年(1912年)に開業した。現在の駅舎は当時のものを復元したものだそうだが、写真のように、当時も薄い緑色に塗られていたのだろうか? |
切符売り場 |
待合室 |
北門駅のプラットホーム |
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急勾配を登るため、推進運転が行われている。 客車の最後尾でポーズをとってみた。 |
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列車は平坦地を進み、竹崎駅へ到着 |
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北門駅から竹崎駅までは平坦区間を行く。約30分だ。 沿線は耕作地になっている。バナナ、パイナップルなどを耕作しているとのガイドの説明だった。 構内には進行方向を変えるための三角線もあった。 |
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パステルカラーの塗られていた。 |
地元の学生が駅舎の説明をしてくれた。 |
竹崎駅をでると、山岳地帯に入る! |
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列車はグングン登る。 |
ガイド(前方、立っている)は切れ目なく説明する。 |
スイッチバック地点 |
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果物を売っている女性 |
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山肌に、これから登る線路が見えた! |
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スイッチバックの地点で、ガイドが「山の中腹に線路が見える」と説明。乗客は歓声をあげた。2200メートルの登ってゆくのだ。 丸印の中はは列車の線路。 |
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梨園寮駅に到着! |
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駅にはプラットホームはない。 この辺りにでは車窓から時折、茶畑、竹林が見えた。 |
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グングン山を登る! |
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列車の終点、奮起湖駅に到着! |
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木造車庫に静態保存されている蒸気機関車! |
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明治時代から、この蒸気機関車は日本人によって運転されていたのだ。 | |
名物、奮起湖弁当で昼食! |
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駅のそばの食堂で弁当を食べた。 豚肉に甘ったるい醤油が染みていて、実にうまい。 台中から車でやってきたという初老のご夫婦とテーブルを一緒にしてもらった。この日は近くのホテルに1泊するのだと言う。 |
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弁当を食べた食堂。この店だけが大混雑していた。 |
注文はこの紙に数を書いて渡す。 台湾ではこういった方式が多い。 |
鉄路は十文字駅まで続いている! |
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奮起湖駅から先は十文字駅まで、鉄路は復旧している。 線路はかなりの勾配だ。 |
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嘉義駅に戻って、焼飯とうどんで夕食! |
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掛け声が勇ましい店。釣られるようにして入店。 ガイドブックにも掲載しれている店。新栄路にある。 |
この紙には料理名が印刷さえている。 注文する数を書いて、お店の人に渡す。 焼飯とうどんで153nt$(600円程度) |
焼飯はキリリとした味で、美味い! |
うどんもいける。 |
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