鉄道事故で列車大幅遅延

Aixminster ⇒ Yeovil Junction

2017年8月14日




Exeter発 Clapham Junction行き列車は予定通り出発したが……!
ブアイトンに行くつもりで、エクセター駅から朝、8時23分発の列車に乗りました。約1時間走り、小さな駅、Aixminsterで列車は止まったままになりました。
「タンクローリーが橋梁に衝突し、運行できるかどうか確認しています」
車掌がそういってから1時間がすぎました。



Aixminster駅で列車は止まったまま!
旅行スケジュールとおりに行かないこともあるとは覚悟していましたが、やはり円滑に旅行したい。

「ロンドンへ行く人はここからバスで次の駅まで行きます。ほかの人はエクスターにこの列車で戻ってください」
今度は駅員がやってきました。わたしはバスにのることにしました。駅前にロンドン方面行きの人が集まりましたよ。約25名です。

ところが、バスがこない。
人々は静かに待っています。こんなとき、なるべく人と話して自分はイギリス人ではなく、異国からの旅行者で事故にうまく対処できそうもないと、こぼします。



タクシーで振替輸送
「バスの手配がつかないので、タクシーで次の駅に行くことにします」
駅員がやってきました。

それから、1時間待ちました。やっとタクシーが1台やってきました。
「4名乗れます。緊急の人はいますか?」
多くの人がタクシーに殺到するのかと思いました。じっと待っている。一人の初老の女性が「日本人を先に乗せましょう」というのです。

ありがたかったですよ。
そこからインドに行く航空機に搭乗する時間が迫っているという大学生、男性のビジネスマンたちと乗り込みました。45分かかって最寄駅へ。



Yoevil Junction駅に到着

やっとYeovil Junction駅に到着しました。
料金は鉄道会社の支払いでした。約75ポンド(11250円)。




駅の外には群集が!
ところが駅には群集が。
この先も不通なのか? プラットホームに行ってみよう。心配しながら、人々を分けて渡線橋を登り、下ります。エレベーターがないから荷物を引きずり上げ、下るのです。

プラットホームへ行ってみると、ロンドン行きの列車は出発するらしい。



ロンドンまでは列車が運行している!



プラットホームにあるカフェ


駅のカフェにあった看板
プラットホームにあるカフェでコーヒーとサンドウイッチを注文。5ポンド(750円)。写真左の看板がありました。

ここからロンドン近くの駅で乗り換え。3時間遅れてブライトンに到着しました。

7時間半かかりました。多くの人に助けられて、旅行しているのな。帰国したら、外国からの旅行者を助けてやらなければいけないと思いましたよ。



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