ウエールズ

ポンテカサステ水道橋

2017年8月4日




チェスターからルアボン駅へ


列車の切符。
車内には暖房が入っていた。

ルアンボン駅、無人駅。
著名なガイドブックには、ポントカサステ水道橋への行き方には次のように記されています。
「レクサムのバスステーションから発着するバスが水道橋があるTrevor中心部に停車する。20分〜30分に1便運行。水道橋までは徒歩5分ほど」

このガイドブックの問題点は、レクサム駅とバスステーションの距離に触れられていないことです。グーグル・マップで調べると、距離がありそう。

インターネットで訪問記を調べていたら、適切な説明がありました。
「ルアボンから行きました。ルアボン駅は無人駅ですが、駅を出てすぐのところにバス停があり、5番のLlangollen行きに乗り、11分でTrevorバス停へ」

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ルアンボン駅舎。
りルアボン駅で下車。
駅を出て、右にバス停があります。時刻表を読むと、20分に1便(日曜日はなし)、レクサムのバスステーションからバスがやってくる。

駅前のバス停で待っていると、若い奥さんに「お困りですか?」と声をかけられました。
「ポントカサステ水道橋へ行くのでバスを待っています」
「お送りしましょう」。
こういった申し出にはすぐに応じるタチなので、すかさず車に乗り込みました。

水道橋のそばまで連れていってくれました。





水道橋を見上げてみる!
橋を渡りたい気持ちを抑え、谷を下りてみました。
まずは見上げたい。高い! 産業革命後建築された石炭などを運ぶナローボート用の運河です。高さが40メートル近く、長さが300メートルです。



船溜り!
川から船溜りに坂を戻ります。
スランゴーレン方面と水道橋を渡ってチャーク水道橋に向う運河に分かれます。




息を飲むほどの絶景!
柵の下は谷底ですから、かなりエキサイティング度が高い。船は人間が歩く速度で進んでゆきます。

のんびりとした風景です。



橋からの眺望!



橋を渡ると跳橋がある!



鉄道駅だと次の駅、チャークに向って歩きます。
先ほど渡った水道橋が遠くに見えます。次第に、後悔してきます。なかなか次の駅へ着かない。ペットボトルの水は飲み干してしまったし、売店なんかないのです。



運河の脇を歩くこと約2時間!
歩いていると、風の音、鳥のさえずりが聞こえる。
静かで気持ちのよい散歩。でも、かなり疲れた。



トンネルが現れた!

トンネルは約400メートル!

照明がないので、真っ暗。携帯の明かりで歩く。



土手をあがり、写真の扉を開けて道路に出る。
チャーク駅は近くだ。やっと到着。2時間歩きました。




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