バスでブキッ・ビンタンへ |
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賑やかな街 |
ユニクロの近く |
平壌高麗レストラン(Pyonyang Koryo Restaurant) |
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無料バスでブキッ・ビンタンへ。 通りを散策し、北朝鮮レストランへ向った。レストランはブキッ・ビンタン通りとインビ・マーケットの中間あたり。 マリオット・ホテルとウエスティン・ホテルの間の道路を南に歩く。リッツ・カールトン・ホテルの前の坂を下り、大通りにでる。 大通りを横切ると、殺伐とした雰囲気。街灯も少なくなって来た。ちょっとヤバイかなと思う通りを西に歩くと、レストランはあった。 |
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店内へ |
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長身の美女がハイヒール・サンダルを履いて入口にいる。 中に入ると客は1組(2人)だけ。 「演奏は何時から?」 「8時です」 まだ1時間もある。 店内を見渡すと張り紙。 「No photo. Because,we are shy」だってさ。 がっくり。一緒に写真を撮ろうとやってきたのに。 |
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食事 |
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チゲと餃子を注文した。 チゲはコクがなく、餃子は味がしない。 北朝鮮のキムチは水っぽかったなあと、北朝鮮旅行を思い出す。 |
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客が少ない店内! |
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9時近くになって、演奏が始まった。 エレキギターが2人、エレクトーンが1人、ドラムが1人、ギターが1人の5人編成だ。これに数人の踊り子が加わった。 アリランに始まって、世界の音楽メドレーだ。スコットランド、アメリカの行進曲……。現在、北朝鮮と戦争中の敵国の歌曲ではないか。北朝鮮の歌も…… 最近の北朝鮮では軽快なノリの歌が流行っているのに、20年前以上昔の時代遅れ北朝鮮の歌ばかりを聴かされた。 海外での北朝鮮レストランの惨状に金正恩同志はお怒りになっているぞ。 |
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最近、北朝鮮で流行っている2曲を、あらかじめ知人に書いてもらった。その紙を見せながら、クエスト。北朝鮮美女は写真の紙を見て、「うふふ」と笑顔を見せて奥に引っ込んでしまった。無慈悲に無視。 仕方なく、客として入っていた一見して北朝鮮人と分かる男性に直談判。「タンスメ! と口笛」の演奏を聴きたいのだと。ついでに「うれしいです!」の曲をハミングして、「この歌も……」 北朝鮮美女は「カラオケしかない」と拒絶。ああ、北朝鮮レストランでカラオケしたら、お金がいくらあってもたりない。 |
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客は4〜5組ほどだった。 そのうちの1組は前述のピョンヤン男性。マレーシアで仕事をしているのだとのこと。彼らと同じテーブルはハルピン娘が2人。彼女たちは演奏も聞かず、スマホをいじくっていた。それにマレーシアの中年男性。女性もマレーシア人もパートナーとのこと。 もう一組は北の美女とマレーシア人らしき男性。 二人でキスなんかしている。 |
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再び、玄関へ |
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さてと、支払い。 請求書をじっくりと見る。やはり違っている。食べていない肉料理が入っていて150リンギット(4500円)近い。訂正させた金額は77リンギット(2300円程度)だった。 |
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帰りは、真っ暗! |
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外に出る。 熱帯の湿気を含んだ空気がまとわりつく。 ブキッ・ビンタンの繁華街まで、暗い道を歩きました。 |
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