ニース

マチス美術館、シャガール美術館、旧市街

2014年8月10日〜13日




円形闘技場跡

日差しが強い!
ニース・ヴィル駅前のバス停でマチス美術館方面行を待っていましたが、目当てのバスは来ない。おかしいなと反対側のバス停に目を凝らすと、そこにいる。あわてて道路を横断しました。

マチス美術館の停留所で下車すると、円形闘技場跡がありました。かんかん照りで遮るものがありません。




マチス美術館

洒落た赤い建物です。
マチス美術館には、マチスが作成したヴァンスの礼拝堂の模型がありました。展示してあるヴァンスの礼拝堂の模型を見ているうちに眠くなってきました。ダメですね。ワタシの脳は芸術を理解するようにはできていない。でも、入場料が無料というのは、よく理解できました。





シミエ・フランシスコ修道院
修道院から出て来たら、あまりにも太陽の光が強くて目が見えなくなりそうです。周囲はとても静かでした。



庭園

丘の上にあるオリーブ畑の間を歩きます。

売店があったので、アイスクリームで一休み。



シャガール美術館
マチス美術館の前から、バスでシャガール美術館へ向かいました。
入館(1人9ユーロ)するなり、中国の団体が絵の前でポーズをつくり、韓国人のグループが早足で行ったり来たりのざわざわ感です。

閉館間際になると、波が引くように彼らがいなくなりました。すると静寂が訪れました。



シャガール美術館の庭





昼食、駅の近くで!
シャガール美術館からニース・ヴィル駅まで徒歩で戻りました。トラムの駅、近くにある中華料理店で遅い昼食としました。18ユーロ。やはり、汁が合わない。


昼食後は、ホテルで休みました。




マセナ広場
駅の近くからトラムに乗って旧市街へ向かいます。
マセナ広場で下りました。



旧市街で一休み
旧市街で、布屋、お菓子屋さんを冷やかし、花市場にあるレストランのカルトを点検。ここはハデハデですが、美味しそうではない。実は、安くて美味しいのかもしれませんが、敬遠しました。何となく、観光客用レストランだと感じたからです。

疲れたので、イングリッシュ・パブに入ってビールを。2杯で7ユーロ。隣のテーブルの青年と話し始めましたが、目がすわっていて異様なのに気づきました。あまり深入りしない方がいいとバイバイして、旧市街を散策です。



サレヤ広場、旧市街



旧市街にある店

生地屋さん

この一角で夕食をとった。



夕食、HAN gout

メニューが板書されている。


7時に予約しておいた「HANgout」に向かいます。
レストランは花市とトラムが走っている道路の間。路地を入ったところにあります。実は、夕方、メニューを読みに参上したのです。その時、「予約しておいた方が……」と従業員に言われたので、言葉に従いました。
後で分かったのですが、食事中、予約なしの客は断られていました。










カルパッチョ。器が小さいな。
スープはカルパッチョです。おちょこみたいに小さな器だったので、どうやって飲むのか尋ねました。だって、小食のワタシでさえも一口で飲み終わってしまうほどの量なのです。スプーンさえも入らない小さなグラスです。
「カルパッチョですから、冷やしてあります」
そんなこと。説明を止めてくれと言えない小心者です。苦笑して、聞きました。
「だからさ、これにパンをつけるのは難しいですね」
「いかようにも」

サバ
主菜はサバの塩焼き。オリーブの香りがします。これはよくできていました。日本で食べるように焦げ目をつけたりするのは望めませんが、いい味です。おフランスではサバの塩焼きには焦げ目はつけないのでしょうか。日本では焼き魚にわざとらしく焦げ目をつけます。そして、どうだ、よく焼けているだろうと、自慢で目をくりくりさせるのですがね。フランスでは生っぽく持って来ました。でも、ここでも、グラタンには若干、焦げ目をつけるんだよな。

仔羊です。
時間をかけて出てきたのが仔羊です。切るのに力が必要です。口に運んだら、これがなかなかのものです。噛み応えがあります。「よく、焼いてくれ」なんて言ってませんが。日本では柔らかいと美味しいは同じ意味につかわれることが多い。フランスでは堅い肉こそいいのかな。
それではと、デザートを頼んでみました。この写真がそうです。
これはイケますね。この店は英語圏の客が多かった。従業員も流暢な英語を話していました。

さて、会計です。50ユーロ!



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