アビニョン

法王庁、サン・ベネゼ橋、花市場、アングラドン美術館

2014年8月2日〜5日



アルル ⇒ アビニョン、そしてホテル Alizea


ホテルの入口は狭い!
アルルからアビニョン・サントルまでは鉄道で、7.5ユーロでした。アルル駅の待合室で日本人のご夫妻と一緒になり、アビニョン・サントル駅で別れました。

ホテルは「Alizea」。
駅前の道をまっすぐ。門を抜け、右手に「Infomation」があるます。その前です。

予約はBooking Com.で行いました。1泊68ユーロ(税金込)です。風呂はバスタブがありました。WiFiは無料です。

駅に近いだけが取り柄の、侘しくなるような部屋でした。親しくなったフロントの親父さんと話していると、中国人の母親、子供二人が部屋から降りてきて、椅子が壊れていると申し出ました。おどおどして、困りきったというよりも、怯えていました。


ホテルがある駅前通り
写真に右手がホテルになります。左は「Information」。近くにカフェが並んでいます。朝食の料金を見ましたが、コーヒー、パンに卵、サラダがついて1人10ユーロはしますね。



サン・マルティアル寺院

駅前通りにある寺院

昼休みを過ごしている若者もいた。



花市場
「Information」で市場のリストをもらいました。
花市場があると聞き、歩いて行ける距離らしいので行ってみました。場所はPlace des Carmes。

かって見たテレビでは華やかな画面が映しだされていましたが、実際に行ってみると寂しかったな。あるいは、午後の早い時間で、市場は閉じられようとしていたのか。



サン・ベネゼ橋遠景
花市場から歩いてローヌ川に出て、サン。ベネゼ端まで歩きます。川のほとりの道路は交通量が多く、横断するのに気を使います。途中、無料で対岸に渡れるフェリー乗り場もありました。

サン・ベネゼ橋が次第に近づいてくる。そばのローヌ川は水量が多く、悠々と流れています。水に浸かったら涼しいだろうな。そんな気持ちがするほど日差しが強い。



サン・ベネゼ橋



昼食、Le Cafe du Pont
サン・ベネゼ橋を見終ったあと、ローヌ門あたりにあるレストランに入ります。テラス席の脇を観光客が歩いて駐車場に向かってゆきます。その先が観光バスの駐車場になっています。

ハムとピッザを食べながら、ゆっくりします。すると、アルル駅からアヴィニョン駅まで一緒した上品な日本人夫妻が目に入りました。旦那さんが上着を脱いで一心不乱に歩いてきます。道路わきのテーブルにいたので、手を振り、声をかけました。気づいてくれません。

かなり後から、髪を振り乱した奥さんが小走りにやってくる。奥さんは気づいてくれて、「暑くって」と言いながら、日本語市内ツアーのバスに走って行ってしまいました。

アルルからの列車の中で、ご夫妻は「今日、オランジュでオペラを聴く」とおっしゃっていました。暑い中を走り回り、夕食の後のオペラですから、眠ってしまわないかと心配してしまいます。

ツアーだと簡単に観光地を回れていいかもしれないが、時間に急かされるのはストレスがたまるなあ。そんな思いでテラスでグダグダしていました。サラダ、サンドウイッチ、珈琲、ジュースで18.4ユーロでした。


ピッザはサクサクとしていて、口に合いました。



法王庁
食事をして法王庁へ。相変わらず、日差しが強いのでよたよたと歩く。法王庁の前の広場は多くの人だった。



内部に入るとひんやりしてすっきりする。それにしても巨大な部屋が続く。



街歩き



アングラドン美術館
「アングラドン美術館」まで歩く。かなり古い街並が続く。美術館でブジタ、モディリアニ、ゴッホ、セザンヌ、ピカソなどをみた。小規模の美術館って落ち着いて見られますな。何度も戻ったり、椅子に腰を下ろしたりして過ごした。




カフェ、Comptoire Saint Didier

美術館近くの「サン・ディディエ教会」前の広場にあるカフェに入った。アイスクリームを食べながら通る人を見ていると、スポーツカーに乗っている若者は何度も広場の周囲を流しているのが分かる。家族で散歩する人、仕事帰りの老人など……どんな仕事をしているのかな。糊のきいたYシャツだから……そんなことを考えていると2時間以上過ぎてしまった。



駅前通り



時計台広場近く



時計台広場近く
きれいに着飾った中国人の旅行客が多い。あるカフェ・テラスでは中国人ばかり集まっていた。彼らの力を感じます。



ロシェ・デ・ドン公園

公園の入口
夕方、訪問した。
主に地元の人たちが散策したり、木陰で休んでいた。ここからの景色は展望が素晴らしい。特に、対岸のヴィルヌーヴ・レザヴィニョンがくっきりとみえる。

サン・ベネゼ橋が見える!

船がやってきた!





夕食、Le Saigonais

サンピエール教会の裏路地を歩いていた時、お店を発見した。
「この店は美味しいですよ」
窓ガラスに貼ってあるメニューを読んでいると、通りすがりの地元のカップルから声がかかった。
「有機栽培の店のようですね」
と、ワタシ。
「そう、だから時々来るんです」
「開店は、何時ころになりましょうか?」
「午後7時過ぎでしょう。まだ、時間がありますね」
こうして狭い石畳の路地を歩く。

野菜炒め、肉はカレー味にしてもらった。また、ご飯が抜群。料理は全て口に合った。柔らかく上品な味が口の中に広がってゆ。24.8ユーロを払い、いい気持ちでホテルに戻りました。

カレー味がいけます。

ご飯が抜群の味



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