トウルーズ・マタビオ駅 ⇒ モアサック駅 |
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 モアサック駅 |
当日の朝食を食べる頃になっても、モアサックに行こうかどうかと迷いました。その先のアジャンにはミディ運河の美しい水道橋があるし、トウルーズからの鉄道の便もいい。あるいは、トウルーズの路地歩きをしようかと。 モアサックに行くことにしたのは修道院の回廊が有名だからです。トウルーズから列車で約１時間ですが、小さな町なので、とても交通事情が悪い。 朝、７時発の列車を逃したので、次は午後１時１４分発となってしまいました。こんな調子です。土日にモアサックに行かれる方は、事前にSNCFのウエブサイトで時刻を確認することをお勧めします。 トウルーズ・モアサック間、往復１人１４．４ユーロでした。 |
サン・ピエール修道院 |
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駅を出ると、蝉が鳴いていました。１０分程歩くと、サン・ピエール修道院です。ここに「Information」が入っているので、ミディ運河の行き方を尋ねておきました。 修道院はかなり歴史を感じさせます。その前は広場になっていて、カフェやレストランがあります。修道院のすすけた茶色の壁とカフェのテント屋根の色の鮮やかさ。新・旧がマッチしています。 |
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左の写真は南正面にある彫り物です。有名なものだそうです。 下の写真は回廊です。１１世紀のものだそうです。 回廊はもちろん美しい。芝生の緑と色彩が合います。加えるべきは静けさです。観光客は回廊を歩く靴音さえもしないように歩いています。 |
 息を飲むとは芝生と回廊の色彩がマッチしているからか。それに巨大だ。 |
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サン・ピエール修道院の前 |
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 午後のひと時 |
 椅子の色が鮮やかだ。 |
モアサック市内 |
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ミディ運河 |
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駅から約３０分程歩くとミディ運河に突き当たります。船溜まりからガロンヌ川に向かって歩きました。 「暑いですねえ！」 声をかけながら歩いていく。船の人は手を振ったり、頷いたりしてくれます。ゆったりとした時間が流れてゆきます。 |
 自転車が積んである。 |
 船にペンキを塗るおじさん |
モアサックからアジャン方面に向かう！ |
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 歩いていると風の音、鳥の声がする。 |
 水門に向かってゆく。 |
水門 |
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ボートに乗らないかと！ |
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 この船に乗せてもらいました。 |
レジャーで運河をのんびりと行くボートの人たちに声をかけ、話していると、左のボートの人たちが「乗って行かないか」と声をかけてくれました。渡りに船と、ＯＫ！ ガロンヌ川を渡る運河橋のそばの水門から乗せてもらいました。 土手にいる観光客はワタシの姿をカメラに収めます。なんだか面はゆい。 運河橋を過ぎ、両脇に並木のある運河をゆっくりと進みます。乗せてくれた人たちは、事実婚の夫婦とそれぞれの子供が合わせて５人。それにどちらかのおばあちゃんもいました。彼らはこのボートで１週間、ミディ運河を旅するそうです。騒ぎながら、４０分程ボートに乗せてもらったのです。最高の思い出になりました。 |
 乗せてもらった船と子供たち |
水門で水位が上昇するのを待っている写真です。 気の向いたところで停泊し、サイクリングもするそうです。こういったバカンスっていいですね。 |
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船の速度は人が歩く程度です。土手を散歩したり、サイクリングする人もいました。よく手入れされている運河の脇を自転車で走ったら、気持ちいいでしょうね。 |
次の水門 |
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 水門に入ってゆく。 |
 奥さんがボートをロープで固定する。 |
ガロンヌ川に架かるミディ運河 |
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ガロンヌ川に架かるミディ運河は壮観でした。川の上を運河が流れるなんて、想像を絶しています。そこを船で通るのですからなおさらでした。 |
まだまだミディ運河を行く！ |
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水門 |
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 上昇の準備。ロープを投げます。 |
 船が壁にぶつからないようロープで支えます。 |
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水門に水が溜まってゆきます。 右奥の人が私たちの写真を撮ったり、羨ましそうに見ています。 |
ミディ運河の土手！ |
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ボートを下りて土手を歩いていると、紫色の花が咲いていました。ラベンダーでしょうか。モアサック一帯はラベンダーも咲くのか。 |
ガロンヌ川に架かるミディ運河 |
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 自転車で渡る人、散歩する人、いい風景です。 |
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 ガロンヌ川をまたぐミディ運河の橋 |
ボートを下りて、歩いてガロンヌ川に架かるミディ運河まで戻ってきました。水道橋箸を外側から見たかったのです。川の上に運河を通すっていう発想、凄いと思います。 |
軽食、モアサック、Maison Mecoen |
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午後６時ころ修道院脇のカフェを再訪。店内はそれなりに埋まっていました。観光客でいっぱい。旅の高揚感に満ちた一隅で、ともにウキウキ感を味わうのもいいものです。楽しくなってきます。 午後８時過ぎのトウルーズ行列車まで、カフェで楽しみました。 |
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夕方のサン・ピエール修道院の前 |
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モアサック駅 ⇒ トウルーズへ |
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午後８時の列車でトウルーズへ戻りました。写真は別の時刻のモアサック駅です。 |
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■ 西ヨーロッパ旅行記 目次 |
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