アルビ

ロートレック美術館、旧市街散策

2014年7月25日



トウルーズ・マタビオ駅発



アルビ駅到着
Tourouse Matabio駅、Albi Ville駅往復切符は1人18.8ユーロだった。片道、約1時間10分。

トウルーズを出た列車はかなりの勾配を登ってゆく。山の中に入ってしまい、この先にアルビのような中規模の都市があるのか不思議になるほどだった。



トウルーズ・ロートレック美術館

ロートレック美術館の庭からタルン川を望む。
アルビはロートレックが生まれた都市。彼が描いた多くの作品を年代順にロートレック美術館で鑑賞できる。

アルビ・ビル駅を出ると、大聖堂の塔が見える。約10分程歩いて、美術館の脇にある「Information」に到着。例のごとく、市内の情報を仕入れて美術館へ。

入館料は1人8ユーロ。若いころ、ロートレックが描いた作品はあまりみたことがない。馴染みのある作品も展示されていた。

庭の花が雨に映える!

旧い街は落ち着いた感じがする。



昼食、Bammboo Sushi

テラス席

「Information」でお寿司屋さんと中華・ベトナム料理店を教えてもらった。
「バンブーすしには時々行くわよ」
これが背中を押した。遅い昼食時に訪問したのでほどほどの入り。
「握り」と「ちらし」を注文。30ユーロだった。

写真を撮っていたら、「こちらの写真も撮りなさーい」なんて声。振り向くとケーキのような寿司を持っている。
「綺麗ですね!」
この寿司屋には時々くるとのこと。
「もうアルビに住んで14年になるの。出身はタイの北部よ」
「イサンーン?」
「そう?」
「ノンカーイ?」
ここから片言のタイ語に。
「バンコクに住んでいたことがあります。だからホアラーンポーン駅から列車でノンカイに行き、国境を舟で渡って、ラオスに入ったことがありますよ」
もう、客は我々だけ。タイ人は陽気だ。一緒に騒いでしまった。
「今年の冬は一時帰国するのよ」
フランスに来てから、「いつも小判に米の飯」ですごしてきたようでもなさそうだ。それでも元気溌剌としている。今、何をしているのか、聴きたくなるが、答えが怖くて、その質問を締め出しまった。
 明るく話すタイの女性と話していると、別れがたくなってきた。
「これからロートレックの生家を見学します」
やっと言えたのだった。


写真、左の醤油は甘かった。砂糖で薄めたと思うくらい。




ロートレックの生家

ロートレックの生家
ロートレックの生家にはプレートが打ちつけられていた。前にはートレックを冠したレストランもある。

このまま旧市街を歩いていると、サント・セシル大聖堂が見えてきた。大聖堂の前の通りは、スイーツ屋さんが軒を連ねている。

これもロートレック?

雰囲気のある家です。



旧市街散策



サン・サルヴィ教会
旧市街を散策していたら路地があった。
そのままたどって行ったら、小ぶりの回廊が現れた。サン・サルヴィ教会だった。若者が休んでいた。



これでアルビの街歩きを終え、アルビ・ビル駅へ戻ることにした。



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