トウルーズ ⇒ カオール(列車) |
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トウルーズ駅 |
「トウルーズ・マタビオ駅での失敗」 トウルーズから美村、サン・シル・ラポピーへ行くには、カオールまで列車。カオールからバスで最寄りの停留所へ。その後約40分歩く。これがガイドブックやウエブサイトで仕入れた情報です。 朝、トウルーズ・マタビオ駅の「インフォメーション」でカオール行列車時刻を尋ねました。 「10分後に出発する列車がある」 「その列車に乗れますか?」 「これは各駅停車じゃないから、料金が高いですよ。1人21.5ユーロになります」 「それに乗ります」 次の列車は各駅停車。1時間待つのが嫌でパリ行急行に乗ってしまいました。 確かに、早い。次の停車駅が下車駅のカオールでした。帰りは、各駅停車でトウルーズに戻りました。料金は1人8.9ユーロでした。 |
カオール ⇒ Tour de Faure(バス) |
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バスはカオール市内を走る。 |
カオール駅前で美村、サン・シル・ラポピー行きのバス停を探しますが、看板もないし、地図もない。広場をウロウロしました。 駅の切符売り場で尋ねると、「ここでバスの切符を販売するし、バス停は駅の前」とのことでした。往復、一人12.8ユーロでバスの切符を購入しました。 「停留所はTour de Faureですからね」 念を押されました。 バスがやってきました。客は地元のおばさんたち数人です。そのうちに皆、下車してしまいました。バスはロット川い沿って進みます。 |
停留所 Tour de Faure |
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バスには停留所が表示されます。 運転手もここだよと教えてくれました。カオールに戻るバスの時刻を確認。昼間は2時間に1本程度のバスしかありません。 停留所に下りたのはワタシだけ。何もないところでぽつねんと立ちすくみます。誰もいない。冷静に周囲を見渡すと、左のような看板がありました。 つまり、美村、サン・シル・ラポピーに行くにはバスが来た道を500メートルばかり引き返し、左に折れればいいと理解しました。 |
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左の写真がバス停で降りた時の写真です。来た道を写真の奥の方に歩きます。自動車も走っていない。心細くなります。 | |
徒歩で美村、サン・シル・ラポピーに向かう! |
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三叉路があり、行先が表示されていました。 |
廃線跡の踏切を渡ります。昔はここに駅舎があったのか。 |
ロット川に架かる橋を渡る! |
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親父さんに中国人に間違えられた。リッチだと思われたのか。 |
橋を渡ります。右側にホテルがあり、ロット川で川遊びもできる設備があります。道端で果物を販売していたので寄ってみました。 「中国人?」 「ニーハオ」 中国の党幹部だと思われたのが嬉しくて、桃を買います。1個ですが。食べながら歩きます。 ここから緩い坂になってきました。 |
美村の看板にたどりつく! |
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停留所から30分歩いたところで、フランスで最も美しい村の看板にたどり着きました。あと一息です。 |
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霧の中に現れた美村! |
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写真の奥が、サン・シル・ラポピー。霧で見えない。 |
歩いていくと、霧の中に村が浮かび上がる。 |
カフェ、Lou Faoure |
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日差しが徐々に強くなってきます。バゲットが美味しい。パリパリ感はなかなか日本では味わえません。隣のテーブルではイギリス風の英語を話す中年の4人がいます。外交問題を論じていました。別のテーブルにはフランス語を話す若者。 吸い寄せられるように入ったカフェでゆっくりと朝食を味わいました。 |
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テラスで飲むカフェオレ、美味しい! |
太陽が爽やか! |
町を見下ろす崖! |
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写真下、広場に面したカフェで朝食をとった。 |
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ロット川が見える! |
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ロット川を遡って、サン・シル・ラポピーを訪問するツアーもある。1人60ユーロ。 メールで申し込みをしたのだが、返事がなかった。 |
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中世の町を歩く! |
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石畳の道! |
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夏の旅行シーズンだが、観光客は多くない。 ゆっくりと細い石畳の道を歩く。坂道に張りついている昔ながらの家。日陰に入ると、太陽の熱が遮られて、とても涼しい。 坂が多いので、ちょっと辛い。3時間ほど散策した。 |
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カオールで戻る! |
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崖の上に立つ人 |
写真の奥はサン・シル・ラポピー。 |
さようなら! サン・シル・ラポピー! バス停まで、40分歩きました。 |
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