ヴィルフランシュ・ヴェルネ・レ・バン

ピレネーの黄色い列車

2014年7月30日



ヴィルフランシュ・ヴェルネ・レ・バン駅

ヴィルフランシュ・ヴェルネ・レ・バン駅
ペルピニャンから黄色い列車の出る駅、ヴィルフランシュ・ヴェルネ・レ・バンまで鉄道で約1時間(1ユーロ)です。この区間はフランス鉄道(SNCF)の標準軌です。途中車窓から見えた、プラド近郊のウス村は家々が山にへばりついていて特異な風景でした。訪問する価値がありそうです。

ヴィルフランシュ・ヴェルネ・レ・バン駅からゲージが1メートルの黄色い列車に乗車します。スペイン国境のLatour-de-Carol(約3時間)までは1日に2本の列車しか出ていません。

このうち始発駅のVillfranche Vermet-les-BainsからFont−Romeau Odeillo−Viaまで(約1時間45分)を乗車してみよと、切符を購入し、カフェでコーヒーを飲んで発車を待ちました。往復25.4ユーロです。



駅のそば、カフェ、Le Terminus



黄色い列車を待つ!

プラットホームで列車を待つ。
カフェでゆっくりしていたら、観光バスで団体客がやってきてプラットホームは溢れそうです。最後尾になってしまいました。皆さんわくわくしています。

オープン客車に乗るならば早くから並んだほうがよさそうです。7月末ですが、寒い。写真の乗り鉄さんも厚着しています。



出発


ヴィルフランシュ・ヴェルネ・レ・バン駅を出発!



オープン客車は満席です。
これでは車内で移動して写真を撮れません。



橋を渡る!


Sejourne石橋はゴシック様式の全長230mの2重アーチ石橋だそうです。
ここを渡ると峡谷に入ります。下の写真。




皆さん、楽しそうです。



トンネルをくぐる!



吊り橋を渡る!
Gisclard橋。鉄道橋では珍しい吊り橋。乗客は立ち上がって見物していました。
やがて平原を走ります。向こうの山はピレネー、スペイン国境なのでしょうか。



Font-Romeu Odeillo-Via駅


ここでスペイン国境からやってきた列車で戻りました。
乗り鉄。多いですね。




折り返し列車に乗る!


戻りのオープン客車は空いていました。

手を振ってくれる人

小さな駅で!
かなり勾配がきついのが分かります。最高勾配は1000分の60.旧碓氷峠より少し緩い程度だそうです。これでラックレールは用いず、粘着力で登ってゆくのです。たいした技術力です。




駅のそば、カフェ、Le Terminus
午後1時にヴィルフランシュ・ヴェルネ・レ・バンに戻りました。
朝、珈琲を飲んだカフェで昼食としました。お客も入っています。


サンドウイッチは5ユーロでした。パンは美味しいです。これで黄色い列車の旅は終わりました。1ユーロ列車で、ペルピニャンに戻ります。



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