世界の「鉄道」乗車記録+廃線跡

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ヨーロッパ


イギリス


1 イースト・ランカシャー鉄道

乗車区間:
バリー・ボルトン・ストリート ― ローテンストール

ランカシャー地方で、最大規模の保存鉄道。蒸気機関車がシャーロック・ホームズが乗ったような客車を牽引する。

マンチェスター、ビクトリア駅からメトロリンクで約40分で始発駅に到着。



2 スノードン登山鉄道
乗車区間:
スランベリス ― 山頂

イギリスで人気の観光地。
蒸気機関車が1両の客車を押し上げる。絶景!

アンガーからバスで約45分でスランべりス駅に到着。



3 スランべリス湖岸鉄道
イギリスで人気の観光地、スランベリス。
蒸気機関車がパターン湖畔を40分かけて走る!

アンガーからバスで約45分でスランべりス駅に到着。



4 ペイントン・ダートマス蒸気鉄道
イングリッシュ・リヴィエラを走る蒸気機関車!

ペイントンからダートマス河口まで約12Kmを走行する。途中駅からアガサ・クリスティの家に行ける。


オーストリア


5 シャーフベルグ登山鉄道



山頂駅
乗車区間:
ザンクト・ボルフガング ― 山頂

蒸気機関車で「サウンド オブ ミュージック」の世界を満喫

@ザルツブルグ駅前からバス(約1時間半)







オランダ


6 ホールン・メデンブリック間蒸気機関車



草原を走る!
乗車区間:
ホールン ― メデンブリック

蒸気機関車がゆっくりと草原を走る!


@アムステルダム中央駅からホールンまで30分
A蒸気機関車の駅はホールン駅に隣接
Bホールン・メデンブリック間は1往復。1時間半







スイス


7 ブリエンツ・ロートホルン登山鉄道



蒸気機関車が登ってくる!
乗車区間:
ブリエンツ ― ロートホルンクルム

1990年乗車。蒸気機関車が牽引する登山鉄道。周囲の景色が抜群に美しい!


@インターラーケン・オスト駅からブリエンツ駅まで20分
Aホールン駅の道を隔てた反対側に登山鉄道の駅がある。
B乗車時間は約1時間






8 ユングフラウ鉄道
乗車区間:
クライネ・シャイデック ― ユングフラウヨッホ

1990年乗車。アイガーを見ながら、一気にヨーロッパ最高地点の駅へ!


@インターラーケンからクライネ・シャイデック駅へ
Bそこから1時間弱で終点、ユングフラウヨッホ駅


スペイン


9 巡礼者の地へ
乗車区間:
マドリード、チャマルタン駅 ― 
 サンティアゴ・デ・コンポステーラ駅

巡礼の地のゴールを目指して、列車は3時間15分で到着する。






10 バルセロナからパリ、TGV
乗車区間:
バルセロナ・サンツ駅 ― パリ・リヨン駅

TGVの直通列車は6時間45分をかけて、パリに到着した







デンマーク


11 渡り鳥ライン


連絡船内に積み込まれた列車

乗車区間:
コペンハーゲン ― ハンブルグ

船の中に列車ごと入ってしまうエキサイティングな約4時間半の列車旅!








ドイツ


12 モーリ鉄道 



カフェの前を走る蒸気機関車
乗車区間:
バード・ドーベラン ― キュールングスボルン

カフェでコーヒーを楽しみながら、石畳の上を蒸気機関車が走るのを見ていると、時間がゆっくりと流れてゆく。

@ベルリン中央駅から北ドイツのロストックまで急行で約2時間半。
Aロストックから国鉄の普通電車でバード・ドーベランへ約30分。
Bバード・ドーベランから狭軌のモーリ鉄道に乗車。終着駅のキュールングスボルンまで約45分。美しい景色が続く。





13 レスニックグラント鉄道 

乗車区間:
ラーデブルグ ― モーリッツブルグ

蒸気機関車に乗って、モーリッツブルグ城へ行ってみた。

@ドレスデン中央駅からマイセン行きのSバーンでラーデボイル駅へ。
A駅の隣のホームに蒸気機関車が待っている。駅名はレスニッツグルント鉄道(狭軌)のラーデブルグ駅となる。
Bモーリッツブルグ駅へ。





14 ハルツ狭軌鉄道 


乗車区間:
ヴェルニゲローデ ― ドライ・アンネン・ホーネ

魔女の山伝説のブロッケン山行き蒸気機関車

@ハノファー中央駅からゴスラ―へ
Aゴスラ―からヴェルニゲローデへ。ハノファーから1時間半。

Cハルツ狭軌鉄道の駅は国鉄の駅に隣接。ドライ・アンネン・ホーネ駅までの往復切符は11ユーロだった。乗車時間は片道55分。








ノルウェー

15 ベルゲン急行 



オスロ駅
乗車区間:
オスロ ― ベルゲン

森とフィヨルドを抜けて古都ベルゲンまで、黄金ルートを行く!

オスロを午前8時11分発。ミュルダール駅へ。ここからフロム鉄道に乗り換え。このあと船、バス、列車と乗り継ぎ、ベルゲンへ夕方到着した。







フランス




16 ピレネーの黄色い列車



Font−Romeau Odeillo−Via
乗車区間:
ヴィルフランシュ・ヴェルネ・レ・バン〜Font−Romeau Odeillo−Viaまで(約1時間45分)

1メートルゲージの列車は、約3時間をかけてスペイン国境のLatour de Carol まで走る。



17 ソンム湾鉄道



ノワイエル・シュル・メール駅、転車台
乗車区間:
ノワイエル・シュル・メール駅(SNCFと隣接)から大西洋岸のカイユー・シュル・メール駅まで(約1時間)。往復乗車。

1858年運行開始。現在は保存鉄道。




18 コルシカ鉄道



イル・ルッスの海岸を走る。
乗車区間:
アジャクシオ〜イル・ルッス

アジャクシオを出ると海岸線を走り、やがてコルシカの山の中に入る。島を縦断し、北西にある保養地イル・ルッスまでは四時間強。




19 プティト・サンチュール廃線路(パリ)


ポルト・ドルレアン近くの廃線路
パリ市内にある廃線路:

産業革命時に建設された鉄道の跡を歩いた。









ロシア(当時、ソ連)



20 ショパン号
 


チェコ人の女性と同じコンパートメントだった!
乗車区間:
モスクワ ― ウイーン

1970年乗車。モスクワから西ヨーロッパに出る最安の移動手段。モスクワ、ベルルーシュ駅からミンスク、ワルシャワ、チェコスロバキアを抜けて、ウイーン西駅へ。西欧に入国すると緊張が緩んだ。





南北アメリカ



アメリカ合衆国


21 デュランゴ・シルバートン狭軌鉄道 

乗車区間:
デュランゴ ― シルバートン

ディズニーランド、「ウエスタンリバー鉄道」のモデルとなったらしい。デンバーから航空機で1時間。デュランゴの町にやってきた甲斐があった。





22 グランド・キャニオン鉄道 

乗車区間:
ウィリアムズ ― グランド・キャニオン

1ドル札を沢山用意してグランド・キャニオン鉄道に乗車。お目当ては列車強盗(アトラクションです。)。1ドル札を強盗に渡して、命乞いする積り。楽しく、愉快な列車旅です。



23 カルフォルニア・ゼファー号 



食堂車
乗車区間:
エミリービル ― デンバー

食事をしながら景勝区間を走り抜ける壮快感! デンバーまで約40時間でした。

2日目の列車旅のページはここ。





24 カルフォルニア・サーフライナー号 



サンディエゴ駅
乗車区間:
ロスアンゼルス ― サンディエゴ

アナハイムなどを通り、次第に太平洋に沿って走行する。サンディエゴ近くの景色は抜群!





ペルー


25 アンディアン・エクスプローラ号 



3855メートルの峠にて!
乗車区間:
クスコ ― プーノ

チベット鉄道が走行するまでは、世界の最高地点を走っていた列車。3855メートルの峠を越えるときは息も絶え絶えになって走る。





26 ビスタドーム号 


クスコ駅
乗車区間:
クスコ ― アグアス・カリエンテス

マチュピチュへ行くのに乗車した。約4時間半の乗車。各国からの観光客で賑わっていた。





アジア



インド


27 ダージリン・ヒマラヤ鉄道(トイトレイン)


ダージリン駅
乗車区間:
ダージリン ― グーム

1994年乗車。ヒマラヤを仰ぎながら、とてもゆっくりと走行する蒸気機関車。わくわく感満載の鉄道。








北朝鮮


28 新義州 ― 平壌 (京義線)


新義州駅
乗車区間:
新義州 ― 平壌

2004年乗車。
乗車の10日前、新義州から30分ほどの龍川駅で大爆発事故が発生し、乗車できるかどうか不明だった。数時間前には、金正日を乗せた列車が龍川駅を通過したばかりだから、テロ説も流れた。

写真撮影禁止だった。プラットフォームから見ると、セメント製の枕木はほとんど中央部で折れている。駅の端で、蒸気機関車が運行していた。








タイ

29 バンコク ― アランヤプラテート (東線)
乗車区間:
バンコク ― アランヤプラテート

1991年乗車。
バンコク、ホアランポーン駅から約7時間かかった。途中、空調のない車内なので、蒸し暑く疲労困憊の旅だった。





30 マレー鉄道


タイ・マレーシアの国境駅
乗車区間:
バンコク ― バターワース(マレーシア)

1991年乗車。
ホアランポーン駅からハジャイ。乗り換えて、国境駅。今度はマレーシアの列車でペナン島の最寄駅、バターワースまで乗車した。欧米人のバックパッカーもちらほら乗車していた。



31 マレー鉄道廃線跡



シンガポール側廃線跡
2016年、シンガポール側の廃線区間をブキティマまで歩いた。

現在のマレー鉄道はシンガポールのウッドランドから発着している。









中国

32 北京北 ― 八達嶺 (京包線)


北京北駅
2005年乗車。
北京北駅から八達嶺まで要した時間は3時間半。そのうち停車時間は1時間47分。半分の時間は停車している。寒い、汚い、遅いの3拍子揃っていた列車だった。トイレに行きたくなったら、車掌さんに許しを請うて鍵を開けてもらわなければならなかった。

ただ、途中にスイッチバックがあり、楽しい列車旅だった。





33 秦皇島 ― 北京 (京秦線)


秦皇島駅
2005年乗車。
秦皇島発13時08分発北京行きの列車に乗るために駅に着いた。人であふれている。中国の駅はどこでもそうだと知っていても驚いてしまう。

車内では北朝鮮の切手帳を販売していた。100元だと言う。買ってしまった。コーヒーを求める。これは15元。





34 太原 ― 北京西 (石太線)



太原駅
2009年乗車。
車内マナーは良くなってきているが、まだパソコンで大音響のまま映画を見たり、携帯電話を使うのは当たり前だ。

保線はよい。振動が少ないし、ロングレールが使われている。常時、時速180キロで走行した。最高時速は200キロだった。中国の鉄道は確かに改善されている。





35 瀋陽 ― 丹東 (瀋丹線)

 


丹東駅
2010年乗車。
この路線は北朝鮮の金正日将軍が中国を訪問する際に走行する路線。バスの方が圧倒的に快適で早いのだが、将軍様の気持ちに沿ってみたい。

窓から見える建物はここ数十年補修されたことがないようなみすぼらしいものだ。発展に取り残されたような風景が現れてていた。

3時間半で到着する予定が、4時間半を要した。





36 延吉 ― ハルピン 



夜行列車でハルピン駅に到着
2010年乗車。
午後7時50分延吉発、ハルビン行き。軟座の上段を確保。毛布には嫌な臭いが染みついているし、シーツも湿っている感じ。よく眠れなかった。






37 ハルピン ― 長春 (京哈線)



長春駅
2010年乗車。
ハルビン・長春間は約3時間。硬座で20元(300円)だ。中国の公共料金はとても安い。

車内は満員だった。向かいは秦皇島へ遊びに行くという若者たちだ。秦皇島へは行った事があるので話が弾んだ。
「あなたはどんな仕事?」
「俺は社長だよ」
あどけない顔をした若者が得意そうに言った。





38 大連 ― 旅順 (瀋大線旅順支線)



旅順駅
2007年乗車。
ガイドブックには「旅順は一部しか開放されていないので、トラブルを避けるために、ガイドと訪れること」と記してあります。

でも、列車に乗りたかったので、前日、大連駅に並んで切符を買っておきました。4.5元です。






39 敦煌 ― 嘉峪関



敦煌駅
2007年乗車。
午前9時敦煌発。午後2時嘉峪関到着の予定。5時間も列車に乗せてもらって、54元(864円)だ。この列車は西安行だった。駅は2006年に開業したが、駅舎はまだ建築中だった。



40 ウルムチ ― 柳園 (蘭新線)


食堂車にて!
1993年乗車。
ウルムチから夜行列車で柳園まで行った。朝、起きると列車は砂漠の中を走っていた。まるで砂漠の海を行く船のようだ。

食堂車に行ってみる。従業員が先ず、朝食を食べていた。客はそのあとで残り物をいただくような感じだった。








台湾

41 旧山線


籠騰断橋
2020年に訪問。
山線、三義駅からタクシーを使った。

1908年完成。1935年の大地震で崩壊。3年後に近くに新線を建設して、復旧した。






42 彰化駅 蒸気機関車時代の扇型車庫


蒸気機関車時代の扇型車庫
2020年2月に訪問した。
彰化駅から線路脇を歩いて、約10分。

1922年に竣工。
中央に転車台があって、12本の線路に連結可能。





43 虎尾 サトウキビ列車

期間限定、サトウキビ列車が走る
2020年2月に訪問した。
斗六駅からバスで約50分。

日本時代のサトウキビ列車。冬の間だけ、1日数往復する。





44 嘉義 阿里山森林鉄路

スイッチバック、ループ線を堪能
2020年2月に乗車。
嘉義駅から奮起湖駅を往復した。

日本時代のナローゲージを走る列車。



45台湾の新幹線と自強普悠馬号

新幹線と自強普悠馬号
2020年2月に乗車。
新幹線は台北から台中。
自強普悠馬号は2回乗車した。



ロシア(当時、ソ連)

46 ヴォストーク号 (シベリヤ鉄道支線)


列車の切符
乗車区間:
ナホトカ ― ウラジオストック

1970年乗車。
日本からウラジオストックまでナホトカ航路。その後、ウラジオストックまで列車。次は、航空機でモスクワに入った。当時、ヨーロッパに行く、最も安いルートだった。





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