ホールン

かって栄えた町を散歩、SL列車

2013年8月20日



ホールン駅

ホールン駅のプラットホーム
アムステルダム中央駅から約30分でアクセル湖畔にある小さな町、ホールンに着きました。ここは1600年代に東インド会社で栄えた港町だそうです。現在は海が大堤防で閉め切られ、アイセル湖の沿岸となっています。

市内は歴史ある街で、東インド会社の由緒ある建造物が残っています。

ホールン駅に到着した国鉄

ホールン駅



旧市街へ
ホールン駅から旧市街までは5分程度でした。東インド会社全盛期、インドネシア行の船が出港した港町です。今では大堤防で外洋が締め切られ湖となってします。

昔から過ごしてきた時間がそのまま止まってしまったかのように静かで穏やか町です。でも、街を自転車で颯爽と走って行くのは現代人です。



ローデ・ステーン広場


旧計量所

旧計量所はカフェになっていた。

旧計量所の前を行く親子連れ



ウエスト・フリース博物館



朝食、ヘメルス
朝食を済ませていなかったので、オシャレっぽく、テラス席のあるカフェがあったので入ってみた。取りあえずコーヒーを注文。
「クロワッサンありますか?」
「ないんですよ。ウチは飲み物だけ」
「何か食べたいんだけど、パンはないかな?」
「チーズだけでいい?」
黒い服で髪を後ろでまとめた綺麗なお嬢さんです。

野菜も添えられて、美味しい朝食を出してくれました。珈琲とパンで4ユーロでした。



SL列車、ホールン駅
その後、ホールン駅に隣接した駅舎で先ずは機関区全景を写真に収め、機関区へ。ピカピカに磨かれた蒸気機関車がスタンバイしています。




出発準備
乗客が集まってきました。この日はホールン・メデンブリック間は1往復。髭をはやした、そのうえ長身の車掌さんがやってきて何やら説明を始めた。面倒なので、いい加減に聞いていたら、ちゃんと聞くようにとのこと。






発車
列車はのろのろと進む。踏切に近づくと、車掌さんが機関車から降り、走って列車を追い抜いて、踏切番をします。列車が踏切を渡り終わると、最後尾の客車に乗る。かなりの数の踏切を通過しましたが、この繰り返しでした。車掌さん、お疲れ様!



Wognum駅
途中駅で30分ほど停車して駅舎見学。乗客は機関車をみたり、旧い駅舎を見学したりしました。





メデンブリックへ



メデンブリックまで約1時間半、蒸気機関車が引く列車に乗車。緑の平原を走る蒸気機関車はのろのろと走りました。乗客はニコニコ顔で乗っていました。楽しかった。



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