島を東へ |
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午後、島内のフェリー乗り場から東に歩きます。 貨物用の波止場があり、リヤカーが並んでいた。そうかコロンス島は自動車が禁止されているんだ。荷物はリヤカーで運ぶのか。 |
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旧アメリカ領事館 |
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旧アメリカ領事館は他のイギリス、ドイツ、日本のそれとは離れた地域にある。フェリー乗り場から歩いて7分位のところだった。 中に入ることはできなかった。門扉に旧アメリカ領事館とのプレートが貼りつけてあった。少し高台にある領事館から見るアモイの風景は格別に素晴らしいものだったろう。 |
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旧アメリカ領事館の裏手へ |
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上海のノルマンディーアパートを彷彿とさせる細長い建物 |
旧アメリカ領事館の脇の道を上がっていく。 老人が歩いていくが、ゆっくりとした足取りだ。 周囲は別荘のような建物も目につく。 |
坂を上っていく! |
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白い豪邸をバックに撮影する人たち |
住んでいる人たちが坂を上っていく。 |
ホテル、船屋 |
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旧アメリカ領事館から5分程、坂を上がったところにあるホテル。周囲は洋館があり、とても静か。団体の観光客はやってこない。 部屋を見せてもらったところ調度品は古いが住み心地はよさそう。安い部屋で、450元。近くにはドミトリー形式のホステルもあった。ただ、荷物のある旅行者はいかにしてここまでたどり着けばよいのか。 |
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ホテルや別荘 |
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海を見渡せるホテル。女性がお茶していた。 |
海を一望にできる家。改装中だった。 |
三一堂 |
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山の頂に来てしまった。周囲は高い塀に囲まれた邸宅ばかりだ。あてどもなく歩いていると、中国人大学生のカップルと一緒になった。寧波から来たのだと言う。しばらく話しながら歩いていく。 三一堂の前までくると、お嬢さんに突然腕を掴まれた。 「ほら段差があるでしょ。気を付けてね」 老人扱いされたことに、急に不機嫌になった。 「この教会を見ていくから、サヨナラ」 別れる。 |
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番婆楼 |
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三一堂から下り坂をしばらく歩くと番婆楼のはずだが、分からない。路上でアクセサリーを売っていたお嬢さんに尋ねたのだが、知らないとのこと。 番地を確認すると、目の前が番婆楼だった。高い塀に遮られて見えなかったのだ。 |
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番婆楼とはフィリピン華僑が母親のために建築した家。番婆楼とは外人お婆ちゃんの家という意味だそうな。 現在は中に入るのは不可能だった。路上から写真を撮影するしかなかった。 |
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カフェ、花時間 |
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道路は観光客がぞろぞろと歩いていくが、カフェへの石段を上ると静かになった。まるで一般家庭の西洋館のように静かにたたずんでいた。 ここでコーヒーをと思ったのだが、客がいないので退散。静かな場所で一人コーヒーを飲むのは苦手だ。 |
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小さなホテル |
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海の方へ坂を下っていくと、小さなホテルが現れた。昔は何に使われていたのか。南方から来た中国人が話す言葉が聞こえてきた。地元の人にフェリーの乗り場を訪ねているようだ。 | |
林語堂旧居 |
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世界的な有名な小説家の家を探す。 路地を行きつ戻りつした。地元の中国人に尋ねると、脇道に入るらしい。分からなかったのは、その脇道に屋台が出ていて、入口を塞いでいるからだった。 |
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家の前でうろうろしていると、若い中国人がやってきて写真を撮ってやると。 「いいよ、ワタシはビジュアル系で売っているワケじゃないから」 それでも写真を撮ると言うのだ。 中国人は両親が住んでいるアモイに来たついでに、好きな作家、林語堂の旧家を見に来たとのこと。これまで何度もコロンス島でこの家を探したのだけど、発見できなかったと。 |
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カフェ、Baby Cat |
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林語堂の旧家から中国人と話をしながら繁華街に出た。折角だからとカフェでコーヒーを飲む。 彼は厦門の近くで、オイル・ペインティングの会社を経営しているそうだ。「ヨーロッパやカナダの人に人気があってね」 有名な絵のコピー制作らしい。 「オイル・ペインティングの村があるんだってね」 「そうなんです、そこで会社を経営している」 こんな話をしていました。 |
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このカフェは、コロンス島のカフェの先駆けだそうだ。カフェで休んでいる中国人はほとんどいなかった。だが、餅を持ち帰る人が多かったな。 | |
カフェ、張三フェン欧式奶茶舗 |
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繁華街に戻る。 欧風のカフェがあるので入ってみたが、中国人で溢れていた。お茶の注文もできそうもない。逃げ出すしかなかった。 |
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旧日本博愛病院 |
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夜になったので、夜景を見物に海岸に出てみた。日本の旧博愛病院にきれいに照明が当てられていた。 | |
対岸、アモイの夜景 |
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カフェ、趙小姐の店 |
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繁華街にあって若者に大人気のカフェ。ミンナン(アモイ、泉州などを含む福建省南部)のデザートを食べられる。工芸品を販売していました。 | |
夕食、鼓浪嶼原巷魚丸 |
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魚丸、弾力とスパイシーなスープがたまらない |
夕食は有名な魚丸の店に入った。チケットを購入して、渡す仕組み。食べたのは、魚丸、五香、カリー飯(30元)。ちょっと量が多いと思ったのだが、全て平らげた。 魚丸のスパイシーなスープを飲みながら、味の染みた五香を食べる。そしてあまりカレー味のしないカリー飯。満足です。 |
五香、豚肉を湯葉で巻いてある! |
カリー飯 |
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