ザルツブルグ「サウンド　オブ　ミュージック」ツアー２０１２年７月３０日旅行期間、２０１２年７月２２日～８月１６日
ザルツブルグ到着
ザルツブルグ駅前のバス乗り場	ザルツブルグはこれまで列車で通り過ぎるだけでした。列車の窓から、旧市街を望見しただけ。ミュンヘン中央駅の端。９番線ホームからザルツブルグ行の列車が出ています。車内に入り、台湾人家族に挨拶したり、日本の老婦人と言葉を交わしているうちに出発しました。知らない人たちですが。台湾の家族は奥さんが航空会社に勤務しているので、毎年、家族でヨーロッパ旅行を楽しんでいるとのこと。日本の老婦人は、ご主人がアムステルダムから自転車でザルツブルグにやってくるので、会いにきたとのことでした。小さなスーツケースだけ。これからホテルを決めるので、気がかりのようでした。
サンドウイッチで昼食	午前９時４２分にミュンヘンを出発した電車は１１時４２分にザルツブルグ駅に到着。いつもは急行でやってきますので、１時間しかかかりませんが、今回はローカル列車なので２時間です（１人１４ユーロ）。プラットホームは新しくなり、旧市街が見えにくくなっています。インフォーメーションで「サウンド　オブ　ミュージック」ツアーに申し込みました。午後２時に駅前でピックアップしてくれると言うので、先ずは、スーツケースをロッカーに。ところが、空いているロッカーが見つからない。親切な中国人が探してくれて、助かりました。やっと食事にありつけました。
	ショッピングセンターにある食堂
「サウンド　オブ　ミュージック」ツアー
車体に映画のシーンが大きく描かれています。	ツアーは午後２時スタート。１時半に駅前に迎えにくるとのこと。予定時刻に指示された場所に行ってみると、中国人のカップルがいました。話してみると、別のツアーらしい。中国人の方が早く迎えにきた。「たった１０分でツアーバスの出発地点へ着くのに、別に座れないの？」振り向くと、中国人のカップルは迎えにきたバンに並んで座りたいと駄々をこねていました。旅行会社の女性が呆れている。中にいる白人の観光客も、にやにやしていました。
	さて、ミラベル庭園の脇から、ツアーは出発。ガイドおばさんはロンドン生まれ、オーストリア育ちと自己紹介。
レオポルツクロン城
	池に落ちるシーンガイドのおばさんは映画の主人公、マリアになりきっています。身振り手振り口ぶりで、映画のシーンを再演するのです。写真の奥がトラップ邸として使用されたレオポルツクロン城。この城はホテルになったり、企業の研修所になったそうです。「研修を受けていても、こっちで観光客が騒いでいるでしょ。身が入らなかったのよ。ハハハ」
	「自信を持って」と歌うシーン池の脇にあります。ヘルブルン宮殿の傍。マリアが「自信を持って、ワタシにはできる」と歌うシーンです。
	雨宿りのシーンこのガラスの家は別のところで使用されましたが、記念のために宮殿で保管しているとのこと。

修道院のシーン

ザンクト・ウォルフガング
	映画ではここでも歌を歌う。ヴォルフガング湖が見える高台で、湖を見下ろす。バスの中で「サウンド　オブ　ミュージック」の歌を皆で合唱しながらここまでやってきました。後ろのアメリカ人はロスアンゼルス近くのオレンジ　カウンティからやってきたとのこと。奥さんが一段を声を張り上げて歌う。上機嫌だ。このツアーはアメリカ人が多いなあ。
モントゼー
	映画でマリアが結婚式を挙た教会モントゼーの教会の前で、ガイドおばさんが台の上に乗って、自分の結婚式のように熱弁をふるう。すると周囲の家の窓が次々に閉じられてしまった。観光客は苦笑しながらも、演説を聞いていました。
教会の内部

	教会の前、マルクト広場はお洒落なカフェが並んでいます。ツアーバスだと、カフェでゆっくりすることができないのが残念でした。小腹が空いたので、ドーナッツとコーヒーを買って外のテーブルで楽しみました。


	素晴らしい景色の中で生活するって憧れます。自然がいっぱいの世界です。
ミラベル宮殿
	映画のラストシーンツアーは宮殿の脇にある発着場で終わります。映画はミラベル宮殿の庭で踊るんですね。右の写真の女性が立っている階段をマリアたちが踊りながら上っていきます。映画って、観光産業にもおおいに影響するんですね。


夕食、ベトナム料理店
	ザルツブルグ旧市街をホテルまで歩いていたら、路上にテーブルを出していたベトナム料理屋がありました。中は中国人らしき人たちでいっぱい。外にあるテーブルに席をしめました。隣では白人男性が一人で食事をしていました。路上に腰を下ろして、持ち帰りの料理を待っていたのは、白人の３人娘でした。夕食はビールも入れて２１ユーロだから、とても安い。


ホテル、ＪＵＦＡザルツブルグ
	ミュンヘンで、インターネットを使って予約しました。ザルツブルグ駅前からバスに１５分位乗車。停留所から５分ほど歩く。料金は１泊７８ユーロ（朝食込み、シャワー）。ＷｉＦｉはフロントで使用可とのことでしたが、実際は使えなかったですね。室内は清潔で滞在するには何の問題もなし。若い韓国人の宿泊客が目につきました。

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