シャーフベルグ登山鉄道 「サウンド オブ ミュージック」の世界へ 2012年7月31日 旅行期間、2012年7月22日〜8月17日 |
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ザルツブルグからStroblへ |
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ザルツブルグ駅前発は午前9時15分。韓国人の娘さんたちも一緒。ポストバスはザルツブルグ市内を抜けると緑の風景を走った。 地元の婦人が、「この建物は、清涼飲料水会社の社長の所有物よ」と、池に囲まれた豪華なホテルのような建物を指さす。 途中のロッジから日本人夫婦もバスに乗った。小さな村に滞在していたのだと言う。素晴らしい旅の仕方だ。乗換のStroblに到着したのは10時26分だった。 |
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Stroblからザンクト・ヴォルフガングへ |
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バスを乗り換える。 |
日本人夫妻と話をしながらStrobl発のバスを待った。2人は登山鉄道を楽しんだら、ザルツブルグからブダペストにはいるのだと言う。 「ブダペストは、鉄道ですぐですから」とのこと。 彼らは登山鉄道の列車の予約を済ませてきたと言う。行き当たりばったりの、ワタシの旅行っていったい何なのだろう。バスの時刻表も、登山列車の時刻も何も調べずに動いている。バスに乗り遅れれば、次のバスでいいじゃないか。そんな感覚。まずいかな。 |
ツベルファーホルン行ゴンドラ |
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シャーフベルグ登山鉄道 |
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湖畔駅で出発を待つ蒸気機関車 |
登山鉄道の切符 クラシックな蒸気機関車が牽引する列車の切符。 ジーゼル機関車が牽引する列車が大部分運行している。 |
日本人夫妻に教えてもらいながら、鉄道の湖畔駅の長い列に並ぶ。山頂駅に行く列車を予約するときに、下山する列車も予約した方がいいのだと。 「山頂では1時間もいればいいでしょう」 それで3時間後の列車を予約したワタシ。 |
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湖岸駅を発車 |
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車内をパノラマ撮影してみました。 |
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途中駅 |
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歯車を噛んで登っていく。 |
平らな区間では蒸気機関車がこのように傾いている。 |
車掌が列車から下りて、転てつ器を変える。 |
蒸気機関車が牽引する列車は他のジーゼル機関車にどんどん追い抜かれる。蒸気機関車はやっと登っていく。石炭の匂いがするし、煤がはいってくる。いいなあ。昔、碓氷峠を登ったE42型電気機関車のようにかちゃかちゃ歯車を噛む音がする。 途中で一休み。客はここで昼食を摂る。サンドウウイッチと水。料金は運賃に含まれていた。 |
途中の景色。湖が息を飲むように美しい。胸がわくわくしてきます。客同士が顔を見合わせて微笑む。 | |
山頂駅 |
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山頂駅から辺りを散策。 太陽が出ると、湖の色が変化する。見ていて飽きない。 「サウンド オブ ミュージック」でもここで踊ります。 |
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「サウンド オブ ミュージック」の世界 |
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山頂ホテル |
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頂からみる湖は絶景だ。飽きもせずに眺める。 | |
山小屋のテラス。 いい感じのカフェがある。ここに宿泊する手もあったんだな。 |
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山頂駅に戻る |
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乗車する蒸気機関車が待っている。100年以上前に製造された機関車らしい。 | |
ザンクト・ヴォルフガング |
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湖畔駅に戻り、今度はバスではなく船でザンクト・ギルゲンに行くことにした。 日本人男性が声をかけてきた。 「新検見川からきました」 10年前にここに来たのだが、素晴らしかったので、妻子を連れてきたとのこと。奥さんと娘さんと話しながら過ごした。新検見川さんはこれからミュンヘンへ。その後、フッセンへ行くらしい。 |
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ザンクト・ギルゲン |
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ザンクト・ギルゲンに到着すると、新検見川さんがザルツブルグ行のバスにあまり時間がないと言う。ワタシは次のバスでもいいじゃないかと思いつつ一緒に歩いていった。 「道を間違えているよ」 お嬢さんが叫ぶ。 「バスに間に合わない」 新検見川さん一行の3人は走り出した。先頭がお嬢さん、次に奥さん、ラストがお父さんだ。 「ひやー、間違えたのか」 お父さんは走りながら叫ぶものだから、カフェの人たちが振り返っている。 |
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ワタシも同じポストバスに乗らなければいけないような気持ちになり、走り出す。 「ひやー」 また、お父さんが叫ぶ。白人たちは立ち止まり、一列になって走る日本人の一団を見ているのだ。 「関係ないんですよね」 恥ずかしい。そういいたいのだが、走っているうちに、バスに乗り遅れたらザルツブルグに到着できないような気分になってくる。不思議だ。 |
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バスに乗ると、汗がふき出しました。乗客はじろじろ見ているし、バツが悪かった。新検見川さんとは離れてシートに身を埋めました。 | |
ザルツブルグで夕食 |
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ザルツブルグで旧市街を歩いていたら、新検見川さんの一家にまた遭遇。しかし向こうは無視するんです。相手にしてくれない。どうしてでしょう。ワタシと走ったのが恥ずかしかったのでしょうか。 逃げるようにして、内庭のあるアーケードに。そこでケバブを食べて夕食としました。でも、何でワタシといると恥ずかしいのだろう。まだ、分かりません。 |
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