上海

虹口:夕食、朝食、白廈賓館

2011年12月28、29日



南京から上海へ

南京駅、堂々たる建物
南京駅では待合室での混雑もなく、快適に過ごせた。列車の改札を行う案内も中国語と英語だった。

南京発14:00.上海には15:17に到着。便利だ。

上海までの切符、2等、140元

階段にエスカレーターがないのが辛い。
南京市内の85℃でパンを買っておいて、車内で昼食とした。



上海、虹口、白廈賓館
白廈賓館、写真の奥が地下鉄駅 今回の旅行では、かって日本人が住んでいたという虹口に宿泊して、魯迅の家、金子光晴が住んだアパート、芥川龍之介や谷崎潤一郎が出入した内山書店、吉行エイスケ(淳之介の父、あぐりの夫)が住んだ地域をゆっくりと見るつもりだ。

虹口へは、上海駅から地下鉄で数駅。最寄の東宝興路に出た。駅員にホテルへの方向を尋ねる。とても親切に教えてくれる。ついでにトイレも。こっちだ、こっちだと手招きしながら案内してくれた。

駅から歩いて白廈賓館まで5分も要しなかった。ちょうど、部屋は空いて、1泊245元だと言う。中国特有のトイレ臭さも少なく十分宿泊できる部屋だ。2泊することにした。


これだけ広ければ、十分です。

まあまあの部屋でした。



夕食、海倫西路

通りで調理している。
ホテルでチェックインに手間取り、部屋から出ると夜になってしまった。ホテルの前は有名な四川北路。賑やかな東宝興路へ行ってみたが、混雑している食堂はない。ホテルの方に戻り、海倫西路がレトロだったので歩いてみた。

両側には食堂が集まっていた。最も繁盛している店に入ってみた。並んでいたが、店のおばさんが外に板を出して、即席のテーブルをつくってくれた。



店内は人でいっぱい

おばさんが調理してくれる。

湯気が出て、カメラのレンズが曇ってしまう。

おいしそうだったのだが……

店の外観
見よう見まねで、注文した。
一人用の鍋に野菜、そばなどが入っている。ただ、味は濃くご飯を注文して薄めなければならなかった。夕食代は24元だった。

脇を自動車が走っていく。まるでバンコクの雑踏で食事をしているようでせわしない。それでも、お客さんは並んでいる。



おやつ、東宝興路

パリッとしたパン
夕食の味付けが濃く、全て食べられなかった。なんか満足できない。四川北路を東宝興路まで歩き、デパートに入る。スターバックスもあったが、マカオのカフェと看板のある店の方を選ぶ。客も入っていたし、初めて聞く名前だからだ。

菓子パンを求める。口直しだ。パンは9.6元。上海ではパンは高いのだな。でもフランス風のパンでカリカリとした外側の感触がよかった。



12月31日


朝食、海倫西路
昨夜、夕食に出た通り。
かなりいい雰囲気だ。ディープさも申し分ない。1階が食堂や商店、2階以上が居住階となっている。

下が店舗、上はアパート



おかゆ

地瓜粥
昨夜、食事をしたときに食堂を一通りチェックした。ファーストフード店だが、粥の店があった。昨夜から、この店で朝食を摂ろうと決めていた。

粥を2種類注文して食べ比べてみた。ファーストフード店で安いがほどほどの味。漬物はクズが出てきた。たったの12元だが、損した気分だ。客の入りもそこそこの店なのだが……。旅先では、ぴたっと美味しい食堂を見つけるのは難しいものだ。

緑豆粥

キムチとサーザイ

メニュー。食べたものに印をつけておいた。

店の外観



     



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