南京から上海へ |
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南京駅、堂々たる建物 |
南京駅では待合室での混雑もなく、快適に過ごせた。列車の改札を行う案内も中国語と英語だった。 南京発14:00.上海には15:17に到着。便利だ。 |
上海までの切符、2等、140元 |
階段にエスカレーターがないのが辛い。 |
南京市内の85℃でパンを買っておいて、車内で昼食とした。 | |
上海、虹口、白廈賓館 |
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白廈賓館、写真の奥が地下鉄駅 | 今回の旅行では、かって日本人が住んでいたという虹口に宿泊して、魯迅の家、金子光晴が住んだアパート、芥川龍之介や谷崎潤一郎が出入した内山書店、吉行エイスケ(淳之介の父、あぐりの夫)が住んだ地域をゆっくりと見るつもりだ。 虹口へは、上海駅から地下鉄で数駅。最寄の東宝興路に出た。駅員にホテルへの方向を尋ねる。とても親切に教えてくれる。ついでにトイレも。こっちだ、こっちだと手招きしながら案内してくれた。 駅から歩いて白廈賓館まで5分も要しなかった。ちょうど、部屋は空いて、1泊245元だと言う。中国特有のトイレ臭さも少なく十分宿泊できる部屋だ。2泊することにした。 |
これだけ広ければ、十分です。 |
まあまあの部屋でした。 |
夕食、海倫西路 |
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通りで調理している。 |
ホテルでチェックインに手間取り、部屋から出ると夜になってしまった。ホテルの前は有名な四川北路。賑やかな東宝興路へ行ってみたが、混雑している食堂はない。ホテルの方に戻り、海倫西路がレトロだったので歩いてみた。 両側には食堂が集まっていた。最も繁盛している店に入ってみた。並んでいたが、店のおばさんが外に板を出して、即席のテーブルをつくってくれた。 |
店内は人でいっぱい |
おばさんが調理してくれる。 |
湯気が出て、カメラのレンズが曇ってしまう。 |
おいしそうだったのだが…… |
店の外観 |
見よう見まねで、注文した。 一人用の鍋に野菜、そばなどが入っている。ただ、味は濃くご飯を注文して薄めなければならなかった。夕食代は24元だった。 脇を自動車が走っていく。まるでバンコクの雑踏で食事をしているようでせわしない。それでも、お客さんは並んでいる。 |
おやつ、東宝興路 |
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パリッとしたパン |
夕食の味付けが濃く、全て食べられなかった。なんか満足できない。四川北路を東宝興路まで歩き、デパートに入る。スターバックスもあったが、マカオのカフェと看板のある店の方を選ぶ。客も入っていたし、初めて聞く名前だからだ。 菓子パンを求める。口直しだ。パンは9.6元。上海ではパンは高いのだな。でもフランス風のパンでカリカリとした外側の感触がよかった。 |
12月31日 朝食、海倫西路 |
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昨夜、夕食に出た通り。 かなりいい雰囲気だ。ディープさも申し分ない。1階が食堂や商店、2階以上が居住階となっている。 |
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下が店舗、上はアパート |
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おかゆ |
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地瓜粥 |
昨夜、食事をしたときに食堂を一通りチェックした。ファーストフード店だが、粥の店があった。昨夜から、この店で朝食を摂ろうと決めていた。 粥を2種類注文して食べ比べてみた。ファーストフード店で安いがほどほどの味。漬物はクズが出てきた。たったの12元だが、損した気分だ。客の入りもそこそこの店なのだが……。旅先では、ぴたっと美味しい食堂を見つけるのは難しいものだ。 |
緑豆粥 |
キムチとサーザイ |
メニュー。食べたものに印をつけておいた。 |
店の外観 |
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