丹東

一歩先は北朝鮮、虎山長城  

 2010年9月27日



一歩跨


これが国境? 簡単に向うへいけそう。

観光船が出ている。
「国境の河」高山秀子著という本がある。表紙には中朝国境に立つ著者の写真があった。一本の小川。ちょんと飛び跳ねれば北朝鮮側だ。著者はそこに立っているではないか。

行ってみると、そこには観光用に北朝鮮をみることができる船があった。それがこの写真である。

船着場
右の写真。上部は北朝鮮である。真ん中の川は国境。観光用の小船が川を行き来している。中国人観光客がボートに乗り、はしゃいでいる。



虎山長城
虎山長城のガイドブックを読んでいたら、「万里の長城の東端であることが確認された」と記載されている。あれっ、「山海関」じゃなかったのか。数年前に行って、万里の長城、最東端を制覇と意気込んでいたのに、東端が増えてしまったのか。

丹東駅前からバスが出ている。3元である。乗客は香港からきた青年2人だけだ。30分くらい乗車すると到着した。
かなりの急坂が続く。
最後の石段は一歩一歩ゆっくりと登っていった。中国人観光客はあまりいなかった。



北朝鮮が見える
眼下は北朝鮮だ。気持ちだけの国境線は金網があるだけ。簡単に乗り越えられるだろう。だが、この国境を越えて脱北する人はいないのだろう。

北朝鮮の住宅はきれいに並んでいる。まるで新興住宅地のようだ。でも人影がみえない。農地にも。

大雨で鴨緑江があふれたという記事があったが、たしかにその残骸が見える。



眼下に北朝鮮を見る



バス停

丹東駅へ行くバス停、3元だった。

虎山長城入場券



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