瀋陽

ごはん、おやつ
 
            
2010年9月24日〜27日



老辺餃子館、中街
レストランに入って、メニューを見たが分からない。近くのテーブルで食事をしている人に美味しい一皿を尋ねた。魚の餃子は癖がなく、あなたにも食べられるでしょうとのことだった。お茶、焼餃子、その魚の餃子を注文した。

確かに、魚の餃子は口の中に広がる充実感があった。焼餃子は運ばれてくる大皿の見た目が鮮やかだった。

お茶

お茶を注ぐ少年
隣のテーブルの人には話しかけないと失礼にあたる。写真のおじさん夫婦は瀋陽在住。写真に写っていないが、娘さんと孫と食事をしていた。

子供と孫はバンクーバーに住んでいるとのこと。いいところですよ。日本人のたくさん住んでいます、と言っていた。



老辺餃子館、再び、中街

涼伴拉皮
老辺餃子館では「涼伴拉皮」を食べてなかったので、再度、訪れてみた。あっさりとしていて、食べやすかった。

餃子は鴨肉入りを頼んでみた。匂いがきつすぎて食べられない。獣の匂いがするのだ。



四季肥羊専門店、黄河北大街
北朝鮮領事館を探していて、発見できず、疲れてしまった。目の前にレストランがあるので入ってみた。

隣のテーブルではおじさんが4人で食事をしている。例のごとく、美味しいのはどれですかと聞いてみる。彼らのアドバイスに従って、注文した。

羊の肉が柔らかく、鍋のスープの辛味と調和して口に入れると溶けそうだ。ちょっと辛めのスープの味が忘れられない。



四季抻麺、瀋陽北駅脇
長春から瀋陽に到着した日、ホテルの近くの店に入った。ここにはビールの写真がないが、注文しても通じない。苦労した。

他のテーブルを見て、その中でも美味しそうなものを注文したが……。

食事が終わって支払おうと店員を呼んだ。
料金がどうも違う。それで注文した品物とメニューの金額を合わせていった。足し算が間違っている。多く請求されている。
正確には、○○元ですね。分かった? おつりをもらおうと、50元を出した。つり銭を持ってきたが、計算が合わない。今度は少ないのだ。どうしても、店員が得するようにできているのだろう。

紙に50元−○○元=△元と書いた。だから釣りは△元です。やりとりしているうちに、店員が全員集まってきた。なんだか、わたしが悪いような感じになった。

やっと、正確なつり銭をもらった。簡単な計算なのに。ああ、大変だった。



吉野家、瀋陽北駅ビル
簡単に食事をすませるために吉野家に突入。数年前、北京で吉野家に入ったことがあるが、吉野家とは似ても似つかない味だった。この店はバッチリ。客がひっきりなしに入ってくる。日本式の牛丼の味だ。

食事をしていると、並モリにどこかで買ってきたスイカを合わせて食べているおじさんがいた。賢いし、スイカの赤い色がいい。思わず、スマートな食べ方ですね、と声をかける。でも、食べなよとは言ってくれないのだ。



朝鮮料理、丸井美食城、中街
閉店間際に駈け込んだ。フードコートなのだが、客が数人しかいない。小さな店が並んでいる。閉店間際らしい。

料理は甘ったるい味。量が多く、とても食べきれなかった。



日本料理、丸井美食城、中街
同じフードコート。別の日、日本ソバを注文したのだけれど……。写真のものです。味はラーメンあるいはうどんだった。



水原韓式美食、中街近く
路地に入ると、小さな食堂が3軒並んでいる。バス停の行き帰りに目をつけておいた店だ。店内は若者で混んでいた。

注文したのは石焼ビビンバと海苔巻き。



ホテルでの朝食

右側が「豆腐脳」

朝日新聞で紹介されていた「豆腐脳」。
確かにふわり。



伊勢丹、地下
街歩きをしていて、コーヒーでも飲もうと伊勢丹の地下に入った。日本食堂もあったが、まだ夕食には早すぎる時間。

日本食堂の隣に、カウンター式のコーヒー店があった。注文しようとしたら、床を掃除していたモップを食器を洗う流しで洗い始めた。気持ち悪くなって、その店でコーヒーを注文するのをやめてしまった。日本人らしい監督者がその光景をじっとみていたので、中国では当たり前なんだろう。



パン屋、張氏邸宅跡向かい
ホテルから張氏邸宅跡に向っていると、左側に可愛いパン屋さんがあった。美味しそうなパンが並んでいる。

店に入って、パンを注文。テーブルがあるので、そこでしばし店のお嬢さんと話す機会に恵まれた。と言っても、あなたは日本人か。そうです。これから、前にある張氏師府に行くんだよ。そんな程度だが、お互いに気持ちが伝わって楽しかった。こんな小さなことが、旅の楽しさかもしれない。



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