九・一八歴史博物館 |
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駅前からバスに乗った。郊外にあるのかなときょろきょろして窓の外をみていたら、思いのほかすぐに記念館を見つけることができた。 バスに乗っていても、特徴ある建物なので、直ぐに見分けがつく。 |
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かっての南満洲鉄道とは博物館の脇を走っている鉄路なのだろうか。そう思いつつ写真をとった。 | |
張氏の邸宅跡 |
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ホテルで尋ねたら、10分も歩けば見えるとのことだった。故宮をすぎてしばらく歩く。右側に、古い建物が現れた。これかな? 確かに、「大師府」と、看板があった。 張学良、張作霖の邸宅跡だが、張親子の名前は現代史にも登場するのでリアリティがある。張学良が地方政府の官僚を処刑した部屋も残っていて、その場にいたようにドキドキしてくる。 |
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張作霖が乗った列車が、日本軍に 爆破されたらしいのだが、彼が運 び込まれた部屋もある。 |
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故宮 |
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故宮はホテルの裏なので、ぶらぶら歩きながら行った。中国人観光客も瀋陽を訪れれば、見物するところなのだろう。 中国人の団体客がスピーカーの声に煽られながら走るように通り過ぎていく。 |
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故宮の入口の通りには門があり、風情がある。遥かかなたにもうひとつ門が残っていた。歩行者天国になっていて、ゆっくりと歩くことができる。 | |
バスに乗って迷子になって…… |
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福陵からの帰り、瀋陽北駅の近くでバスを下りた。ホテルに戻るバスに乗り換えたが、バスはどんどん寂しい方角に進んでしまった。 郊外に行ってから、ホテルの近くに戻るのかと甘く考えて、そのまま乗車していた。そのうちに大きな橋を渡り、ますます人家が少なくなっていく。 慌てて乗客に尋ねると、どうも目的地とは反対の方角にいるらしい。意を決して、下車したのがこのバス停です。もう、真っ暗です。ショボン! |
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