豆満江をはさんで中国側から北朝鮮の南陽市、三峰里、会寧市などを望見した。 |
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北朝鮮の南陽市を見る! |
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図們を出て、豆満江に沿って上流に向かう。左側は北朝鮮、右側は中国だ。 川幅は狭く数十メートルしかない。 両側に国境を隔てる人工的な遮断物はない。見る限り平和な田舎の風景が広がっている。 この日も雨が降っていて、川の水はかなりの量があったが、わたしでも渡れそうだ。 |
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注意標識 |
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北朝鮮、三峰里を見る! |
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中国側の開山屯に到着した。 かなり堅固そうな小屋がある。監視小屋なのだろうか。 中国側から、時間をかけて見ていたのだが、北朝鮮では動くものがないのだ。 |
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中国と北朝鮮を結ぶ鉄橋。 北朝鮮側は錆が浮き出ている。この時間、両国を往来する人も車両もなかった。 |
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中国側の家々 |
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国境を示すものはない。 川を挟んで、両側の人々は自由に往来できそうな感じである。 堤防の脇にある中国側の家々はかなりくたびれていた。オンドルの煙突がある。朝鮮族が住んでいるのだろう。 |
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北朝鮮、三峰里郊外(中国、開山屯郊外) |
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北朝鮮の家々 |
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朝鮮風の屋根をもった立派な家々が整然と並んでいる。田畑も実っていて、なにか豊かなおとぎの国を見ているようだ。 |
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豆満江に沿って国境地帯を行く |
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国境のせばまったところでは家がはっきりと見えた。人の動きはない。 | |
悪路を走る |
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旅行した数日、豪雨に見舞われたとのことだった。この道路はまだよいほうで、何回も車が池のようになったところにはまったり、泥の中で動かなくなってしまった。 | |
昼食、三合地鶏店(三合鎮) |
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オンドル部屋でちゃぶ台の上に出された料理を食べる。朝鮮族の料理だそうである。 キムチは確かに南や日本のものとは違う。あっさりとしていて辛い。この土地はマツタケが取れるので、料理にどさりと入っていた。マツタケを選んで食べてしまった。 この料理は運転手を含め、3人分である。 |
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トイレは別の小屋にあった。 穴が掘ってあって、足を乗せる板が二枚ある。なんだか中国にやってきたという感じがしてきた。 |
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食堂の外見 |
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北朝鮮、会寧市を望む! |
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ここは金日成第一婦人、金貞淑の故郷である。金正日の母親である。丘の上から街を見ていると、サイレンの音が聞こえてきた。 田畑はていねいに耕作されているように見えるのだが、人の気配がしないのだ。 |
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龍井旧日本総領事館 |
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満州国統治下の関島省に設けられた日本総領事館。 朝鮮半島の人は、中国東北部に渡るときこの総領事館に出頭しなかればならなかったらしい。 現在は人民政府となったいる。日曜日だったので、留守をあずかる32才の男性がいるだけだった。 |
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