太源

市内を見て、北京西駅へ

2009年10月24日




平遥から太原まで

朝は平遥古城を散策したので、ホテルに車を頼んで太原まで行くことにした。列車で行けば、左の切符のように8元(120円)でいけるのだが、車をだしてもらったので、350元(5250円)になってしまった。





太原駅前

靴磨き
平遥から1時間半で太原に到着した。
駅前はどこの都市でも、雑踏だ。ここもぐちゃぐちゃで嬉しくなってしまい、時間をかけて見物してしまった。

ちょうど昼の時間なので、屋台が出ている。板をだしてそこで食事をしている人たち。一緒に食べたくなってしまう。




客引きに声をかけられる。西安行きのミニバスである。ここから西安までどのくらいかかるのだろうか。


トイレがあったので行ってみた。
1元だ。中は、ニオハオ・トイレだった。仕切りなし、穴があるだけである。隣でおじさんがしゃがんでいる。強烈な臭いだ。



駅前のホテルで昼食
荷物を引きずって立派なホテルを目指した。
立ち止まると、声をかけられる。

昼食はビュッフェだけしかない。ビュッフェは美味しくないものと相場が決まっている。やはり、美味しくはない。

駅前の東方大酒店、38元だった。



太原駅を出発
駅に向かう。
駅ではまず、荷物をX線にかける。ここが大混雑している。
X線の機械が少ない上に、人間が多い。割り込みし放題なので、考えていると、いつまでたっても荷物をX線にかけかれられない。
X線が終わると、軟座の待合室に行ってみた。出発時間が近いので、上の改札口にいけとのことだった。初老の中国人に声をかける。
「わたしも同じ列車だから、一緒にきなさい」
親切に案内してくれた。一緒に、エレベーターで階上にあがる。

待合室は客でぎっしりと埋まっていた。
人をかき分け、改札口の列にその中国人といっしょに並んだ。しっかりと場所を確保する。横入りを防ぐ。かなり疲れる。

改札になったのは列車出発の20分前だった。



和諧号
和諧という言葉は、胡主席の演説にもよくでてくる。
調和という意味らしい。この車両は中国が独自に開発したと宣伝しているのだが、その実、川崎重工から購入したらしい。どうりで、日本の東北新幹線そっくりである。



車内

軟座の車両


車内マナーは良くなってきているが、まだパソコンで大音響のまま映画を見たり、携帯電話を使うのは当たり前だ。大声で話すのもいる。

成田から北京のNW便ではズボンを脱いで、股引のまま腰をおろしていた乗客が前の席にいたが……。その男性は着陸直前に通路に立って、おもむろにズボンをはきはじめた。客室乗務員はギブアップして、何も声をかけなかった。

保線はよくなされている。振動が少ないし、ロングレールが使われている。常時、時速180キロで走行した。

最高時速は200キロだった。中国の鉄道は確かに改善されている。



北京のホテル



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