ホイアン

朝の散歩、井戸捜し


2009年3月13日



ホイアン旧市街の朝

朝食をすませると、街にでた。今日もTシャツ、短パン、ゴムサンダルだ。
Tシャツ屋が店を開いたばかりである。輪タクの絵を配したものがあった。
「5万ドン(300円)だよ」
交渉の開始だ。15000ドンと申し出るが、相手にしてくれない。数度の交渉を重ね、相手は3万ドンまで値下げをした。ここで買おうかと思ったが、他の店を見ようと思った。引きとめないので、3万ドンが最安値だと、当たりをつけた。

他の店でも同じだった。最初の店に戻る。
「2万ドンでどう?」
女性はチェッ、ケチというような口の形をつくる。だめよ!
結局、25000ドン、150円で決着した。朝から気分がよい。久しぶりに、勝ったような気がす
る。


井戸を求めて!


NHKの番組で、元横綱、「大の国」がホイアンの井戸を訪問した番組が頭に残っている。昨夜のぼったくりレストランのそばだ。昨夜は暗かったので、よく分らなかった。

その井戸にやってきた。
おじいさんがやってきて、みていろと言わんばかりに水を汲んでいる。なかなかお洒落な帽子とシャツだ。


井戸

水を汲むおじいさん


路地裏歩き

路地に入ってゆく。
生垣があったり、花があったり、とても清潔だ。実は、フエ、ハノイは道端にゴミが散乱していて、散歩するにも気分のよいものではなかった。

ホイアンは実によく掃除されている。こういう路地を歩くと、気分がよくなってくる。


路地を歩く

親子が歩いてゆく

爽やかな朝だ

路地裏食堂


朝の旧市街

旧市街の家はカフェであったり、レストランであったり、土産物屋であったりする。朝なので、店はまだ営業しておらず、かっての市街の雰囲気をそのまま感じることができた。「早起きは三文の得」という諺があるが、朝、散歩する価値はあるものだ。


昔風の家

お洒落なご婦人が歩いていた

フランス風の家

ここもフランス風

角には通りの名を付した標識

中国風の家


ここにも井戸が!


路地歩きを続けていると、「日本橋」の近くで井戸を見つけた。
井戸は先ほどのものしか残っていないものと独り合点していた。路地が、今使ったばかりのように濡れている。門があるので覗いてみると、そこは豆腐屋さんだった。人々が豆腐を買いにやってきていた。


フランス風の家の隣は中国風だ

井戸を発見

広州と肇慶の出身者が建てた会館
旧市街には中国人の建てた会館があちこちにある。これは広州と肇慶の出身者が建てた会館だ。このほかにも、潮州会館、福建会館というのもあり、昼間は観光客でもにぎわっている。


洗濯について

ベトナムでは「ランドリー」という看板をあちこちで見る。料金は書いてないので、交渉次第ということなのだろう。宿泊したホテルでは、キロ、1米ドルだった。この安さならば、いくらでも出してもいい。

だが、戻ってきたものは、かえって臭くなっている。ベトナムで2回、洗濯にだしたのだが、2回とも汗臭くなって、他人の臭いがついて戻ってきた。以後、洗濯にだすのをやめてしまった。




ダナンまで!

ダナンからサイゴンに行く日である。午後1時40分発のベトナム航空だ。ホテルのひとは正午にホテルを出発すればいいと言う。車もお願いした。15米ドルだった。外でも空港までの料金を尋ねてみたが、このくらいの料金だった。



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