2009年3月9日、再び街歩き

今日、午後ルアンプラバンを発つ。
最後の街歩きだ。メインストリートのシーサワンウォン通りの北はずれから歩き始める。そこにはトゥムトゥムチェンというゲストハウスがあるはずだ。ブダペストからやってきたお嫁さんが宿を仕切っていると聞いていたのだ。通りすがりの人に聞くが、あっちだ、こっちだと要領を得ない。小道にまぎれこんでみたが、それらしきゲストハウスはなかった。


ビラ・サンティ
右手にビラ・サンティが見えてきた。1975年のラオス革命までは王女の住まいであったところらしい。今は高級ホテルとなっている。ワタシが宿泊しているゲストハウスは25米ドル。ここはその10倍の宿泊料である。

中に入ってみる。一面のロビーはゆったりとソファが置かれ、とても静かである。この館はたった11室。向かいに別館があるが……。

ビラ・サンティの斜め向かいにはレストラン「タムナックラーオ」がある。まだ朝早い時間である。あとで、おやつを食べに寄ろうと中を見る。客が使うテーブルの上で従業員が寝ていたのを見て、食欲が失せてしまった。


シーサワンウォン通りをゆく

この通りには高級ホテルスリーナガスもある。近くにあるホテルは花を飾りとてもよい雰囲気だ。この通りは夜市、レストラン、カフェなどに便利なところである。路地を一本入れば、ゲストハウスもたくさんあり、外国人が歩いている。

ホテルの前の花

スリーナガスホテル

こんな雰囲気大好き

やはり高級ホテル


シーサワンウォン通りがサッカリン通りと名を変えると、少し格安のレストラン、カフェ、旅行代理店や土産物店が集まっている。子供を連れた外国人がゆっくりと散歩している。トクトクのお兄さんが黙って客待ちをしている。呼び込みをしないのがいかにもラオスらしい奥ゆかしさである。

家族連れがのんびり

とくとくの運転手

土産物屋

こんな風景が好き



国立博物館

ここも博物館

ゲストハウス近く

サッカリン通り


市場にて!

街を歩いていて横丁に市場があったのを思い出した。
下の写真に掲載したろおり、道路の両脇に人びとが店をだしている。奥に入っていくに連れて、店や人々が次第にディープになってきた。

表通りに面したホテルの後が市場になっていて、柵ひとつ隔てて天国と地獄の様相を示している。ホテルのカフェテラスではコーヒーを飲んだり、食事をしているのだが、そこから数メートル先ではラオス人の市場が雑然と広がっている。ホテルの人もラオス人もそれぞれを気にしているのかいないのか、それぞれ楽しんでいるようだ。

市場への入口

向こう側はホテル
 ヤシの実も 果物も



茄子の色が淡い

鳥です

市場

太った女性は珍しい


市場に値段表なんてないのだが、やりとりを見ていると、この市場と表での外国人用の値段では5倍くらいの差があるのではないかと思う。とれるところからカネを取ろうとする気持ちは分らないものでもない。

左の女性は自分で作成したらしいものを道端で売っていた。彼女は決して顔を上げなかった。


サンドウイッチをテイクアウト

この日、ルアンプラバン発15時15分のハノイ行きに搭乗するので、スカンジナビア・ベーカリーでツナのクロワッサン・サンドウイッチを食べた。また、おやつ用にチキン・サンドウイッチをテイクアウトした。機内では食事を期待できないからだ。二つで5ドルだった。


チキン・サンドウイッチ

ツナのクロワッサン・サンドウイッチ



スカンジナビア・ベーカリーの店員
ゲストハウスのお兄さんにトクトクを呼んでもらい、空港まで行った。自分で値段の交渉をするのが煩わしくなったからだ。トクトクは4万キップ(480円)だった。


■ 東南アジア旅行記 目次
inserted by FC2 system