エレファント・ビレッジにて


2009年3月8日


朝食はカオソーイ
ゲストハウスでは朝食がついていない。歩いて近くの食堂まで行く。ワットビスンナラートの前の食堂である。すぐそばに、中級ホテルのラーマホテルがある。

店のおばさんに店頭で料理しているものを指さして注文した。今日もカオソーイだ。しっとり、さくさくとしていてとても口に合う。この時期の野菜は腹痛を起こしやすいので、カオソーイには入れないで食べる。この日のカオソーイも1万キップ(120円)だ。


エレファント・ビレッジ
午前9時に旅行代理店の車が迎えにきた。同行者はすでに車内だ。イタリア人の女性、ドイツ人の男性2人つれ、それにタイ人の象博士だ。イタリア人の女性は中国に一年の契約で来ているとのこと。チベットに住んでいると言う。タイ人はチュラロンコーン大学を出て、チェンマイ大学で教えている。象が絶滅の危機にあるので、ラオスに指導に来たとのことだった。

車はすぐに舗装道路を抜けて土煙をあげて走っている。1時間走ると、エレファント・ビレッジに到着した。ここはドイツ人が経営しながら、象を保護しているところだ。


イタリア人女性とタイ人の象博士

この象に乗るのだ

見晴らしのよいところに高床式の家があり、一階は食堂になっていた。ここで昼食を取るらしい。50メートル先には象が数頭いた。ここは川からかなり高いところにあり、はるか下の川にはすでにエレファント・ライディングを楽しんでいるグループが見えた。

エレファント・ライディングの様子

雄大な景色だ


エレファント・ライディング開始

白人の女性に囲まれて象使いは嬉しそう

かなりの急坂です


ここから川に入る
象はゆっくりと坂道を下りていく。あまりにも急な坂のために、象の背中から前に投げ出されそうになってしまう。外国人たちは楽しそうだ。大騒ぎしながら乗っている。


いよいよ川の中へ

イタリア人女性も嬉しそう
運転席を代わって貰いご満悦

でも、落ちそうで怖い

集団で川を渡ります

深いところは足元まで水がくる。象はゆっくりと歩いてくれるのだが、投げ出されないかと不安だ。白人たちは、それぞれカメラを持ち出したり、象の頭に乗せてもらって溢れんばかりの笑顔である。

岸辺では子供たちが水遊びをしている。彼らは彼らの遊びで楽しそうだ。

岸では子供たちが遊んでいた


洗濯と水遊び

岸に近づいてゆく。お母さんが洗濯をしていた。体も洗うのだろう。この水でお茶も飲むのだろうか? 小さな子供もお手伝いをしている。水遊びをしていた少女が立ちあがった。のどかな風景に気持ちが和んでいく。


エレファント・ビレッジでの昼食

朝、到着したテラスで昼食となった。ジャガイモのカレーとサラダ、コーヒー、果物だった。カレーはあっさりとしていて口に合った。自分で盛りつけできるので、2皿食べてしまった。食事のあとはテラスで下を流れる川を見ている。近くで見ると濁っているが、テラスからは深い緑に見える。風がさわやかだ。


ボートで川を遡上

ボートで1時間ほど川を上った。ミニ版のエコツアーである。
川では遊ぶ子供たちや漁をする人たちがいた。川の上を行くので、涼しく気持ちがよい。


子供が漁をしていた

小舟で川を遡る

水牛も涼んでいる

ここでも漁をしていた

養殖なのだろうか?


街に戻り、カフェテラスへ

街に戻ったのは午後4時ころだった。小腹が空いたので目をつけておいた「スカンジナビア・ベーカリー」に入った。お洒落なカフェで清潔そうだったからだ。ここでコーヒーとドーナツにした。1万7千キップ(190円)だった。 店の前には植物があり、テレビの紀行番組でも登場する店である。



インドシナ・スピリットでの夕食

ガイドブックに掲載されている高級レストランなのだが、店に入って失敗したと思った。食事をしているのは日本人の団体客5人、それにシンガポールあたりの団体だったからだ。団体を相手にしているレストランは、値段一流、味三流が相場だからだ。

やはりそうだった。ケーンノーマイ(スープ)、ソーセージ、タケノコ揚げ、ノリ、サラダ、果物も何もかも口には合わなかった。ただ、よかったのはチャンパーの木の下のテーブルだったので、よい匂いだったことだ。ビールもいれて、料金は6万5千キップ(780円)。ルアンプラバンでは非常に高い。


料理はセットででてきた

演奏していたひと


夜のルアンプラバン

ナンプ広場を抜けて、翌日の粥屋を見つけながら歩いた。何人にも聞くが、あっちだ、こっちだとらちがあかない。仕方なしに、ココナツ・ジュース(1万キップ、120円)を買い、飲みながら家路についた。

ナンプ広場あたりにもゲストハウスがぎっしりある。安いようだ。リュックを背にした白人の女性が何人もゲストハウスに入っては満員だと言われ出てくる。夜も遅いのに、彼らは元気である。



ナンプ広場

ココナツ・ジュースをどうぞ


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