西安

八路軍西安弁事処、興慶宮公園、張学良公館跡、西羊街

2008年1月2日




八路軍西安弁事処記念館
路上でおばさんが路線バスの地図を売っている。注意深く観察する。売値は3元、4元。人によりまちまちだ。わたしなら10元と言われそう。そこで先に3元を渡しながら買った。これで市内のどこにでも1元のバスで行ける。

八路軍西安弁事処記念館だ。西安駅の方に行くバスに乗る。ここには周恩来、劉少奇、朱徳、ケ小平などが訪問している。だが、時は味方しない。改装中だ。




七賢庄国際青年旅舎
諦めきれずに奥の方に歩いていったら、古い家を利用した旅舎があった。寒いので、西安を旅行中の外国人と話しながら、コーヒーとした。宿泊料金は1000円もしないとのことだ。






← 旅舎のパンフレット



コーヒーショップ、お洒落だ。

旅舎の入口



興慶宮公園
阿倍仲麻呂の碑
刀を振り回していた。



長楽門まで、バス



張学良公館跡
バスを降りて、方角を尋ねながら歩いていく。張学良公館跡は、西安事変記念館と名をかえていた。ここも現在、改装中である。オリンピックまでの辛抱だ。


ごみごみした通りに入ってきた。古いアパートが並んでいる。庶民が住む地域なのだろう。どんな人に会えるだろうか。体が喜びで震える。



路地歩き

刀で麺を削る。

麺屋の若奥さん

トウモロコシ屋

駄菓子屋
東大街に出る途中には、高級なフランス料理店、今風の中華料理店などが並んでいる。東大街では豪華な外資系ホテルや百貨店がある。人であふれていた。さて、ここからバスで西羊街へ行こう。


将棋をさす人

将棋を見る人



西羊街

実は、昨夜ホテルから西羊街に行こうとしたのだった。イスラム教徒が住んでいる地域である。タクシーの運転手は続けて4台も乗車拒否をした。その理由は歩いているうちに分かってきた。ごちゃごちゃしていて、何やら危険な匂いのする地域なのだ。
餃子、ナッツなどを売っている店がある。ごったがえした路地を歩いて行く。もちろん、カメラをジャンパーの中にしまいこんだ。中国の雑踏は妙に疲れる。

路地を一本奥に入る。実は躊躇したのだが、まあ、いいかと。
レバーを売っている店が続いている。ほんの少しのレバーならいいが、大きな塊が並んでいる。見とれているて、ふと気がつくと、あたりには誰もいない。遥か向こうにごった返している通りが見える。やばい。

それでも、奥に進む気持ちを抑えることができない。
雑貨店がある。除くとベールをかぶった太めの女性たちばかりだ。イスラム圏にいるのだ。男性が来てはいけない店だ。これは危ない。本気になって、もと来た道を走る。

林彪まで健在だ。不思議。

3元だった。



西安の夜景



■ 東アジア旅行記 目次
inserted by FC2 system