西安

西安のごはん、おやつ

2007年12月30日〜2008年1月3日



朝ごはん、金花豪生国際大酒店(ハワード ジョーソン プラザ ホテル)

道路の脇が好きです。




昼ごはん、市内観光ツアーで参加者といっしょに、2008年1月1日
日本人男性と中国人女性とのカップル、その両親、イギリス人たちと一緒に食事をした。注文は中国人に任せてしまった。その方が美味しい料理にありつける。

イギリス人はアブダビに住んでいるとのこと。香港で弟が働いているので、一週間そこに滞在していた、と言う。アブダビ、香港、ハルピン、西安という旅だそうな。
「脈絡のない旅ですねえ」
「休暇が少ないので、こうなってしまう」
申し訳なさそうに言う。
「海外ではどこで働いていたのですか?」
「ボツワナ、パキスタン……」
「かっての大英帝国の領土ですね。今はパスポートが必要なんでしょ。チョべ国立公園に行った?」
「ヌーの大群を見たよ。すごいよ。一度、見ておいたら」
「川を渡るのを見るには、特定の日に行かなくちゃならないのでしょう」
「一日や二日では無理だね」
「休暇がすくないからなあ」
どこかで聞いたような言葉だ。


念のため、ひとり30元だった。



昼ごはん、○盛祥、西羊街

羊肉の串焼き、いけます。

羊肉泡膜

発音に厳しい食堂の娘さん
西羊街では羊肉泡膜というのが名物だそうだ。羊のスープに春雨、パン、香菜が入っている。
「美味しい」
店の女の子(写真左)に発音を直される。でも、これが楽しいのだ。


念のため、15元でOK。



夕ごはん、徳発長
西安名物の餃子のフルコースへ行ってみた。
実は、この店で出てきた餃子はぱさぱさしていて、作り置きしたような料理だった。

餃子は奇をてらっていて美味しくはなく、この店に入って失望した。それに80元もした。バカ高い店だ。



夕ごはん、西安五一飯店2008年1月1、2日

酸湯水餃
西安空港から市内に行くバスの中で日本人夫妻と知り合った。正月休みで西安を訪れているとのことだ。西安に来ると、故郷に戻ったようで、落ち着くのだそうだ。
「中国には30回、来ているんですよ」
「美味しい食べ物は何ですか?」
尋ねる。
「餃子です。こちらではスープに餃子を入れて食べるんです」
レストランも教えてもらった。
「初心者は東大街にある五一飯店に行ってごらんなさい。指で品物を指して注文できますからね。英語は通じないですよ」

この店はホテルの1階にあった。フードコートになっていて皿に好きなものを盛ってもらう。料金はレジで払う。

酸湯水餃を注文する。スープは酢、ラー油、牛脂、醤油が渾然一体となっている。脂っこい。スープもぎとぎとしている。焼き餃子はさっぱりとしていた。羊の肉が入っていたようだが、スープの後でさくさくして気分がよかった。


ここは分煙されていない。箸も皆が使ったのを簡単に洗って置いてあるところから持ってくるのだ。他人が使った痕跡の残る、青菜がついている箸を注意深く除外しなければならない。気の弱い人にはマイ箸が必需品だ。



念のため、ひとり10元〜15元で満腹の境地に達する。



おやつ、スターバックス、2008年1月2日
鐘楼の近くにあるスターバックスに入った。コーヒー1杯25元(400円)の世界だ。バスに1元で乗り、麺を5元で食している身には、贅沢罪を犯してしまったような、すまない気持ちになってくる。

ほどほどの混みようだ。それにしても中国人女性と白人男性のカップルはさっきから一言も話さない。どういう関係なのだろうか。気になるのだ。



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