凱里

三宝トン族村、大短スカートミャオ族村、
南花ミャオ族村

2007年1月1日




榕江の朝市

朝、早くホテルを抜け出し、街を歩いた。ひとが集まっていそうな場所を探した。
ぴたり。路上市場をみつけた。カンが鋭い。
まだ、早すぎて、店を開くのはこれからだ。トン族の人たちが野菜や肉を売る準備を始めた。活気のある光景だ。


夜が明け始めた。豆腐屋さん、豆乳をうる屋台、ビーフンを食わせる店、饅頭屋が店を開け始めた。
湯気が立ち上る。ひとが集まり始めた。





三宝トン族村

三宝トン族村を歩いていたら、ちゃんとした身なりのトン族に出会った。
お願いして、写真を撮らせてもらった。とてもいい雰囲気である。静かな街に、トン族の衣装が似会う。


川で解体した豚の胃を洗っていた。日常の生活がここにある。
のどかな生活に憧れを抱いてしまう。こんな生活も、少しずつ変わってゆくのだろう。



昼食は鍋
昼食に鍋を食べたいと、ガイドに言った。
「中味は何がいい?」とガイド。
「鶏肉がいい」
「鶏はこれからつぶさなくてはならない。時間がかかるよ」、と店の主人。
それで豚肉にした。





大塘の短いスカートのミャオ族村
この日は1月1日。あまりにも寒いので、女性はミニスカートでの下にジーンズだった。
ご愛敬です。普通の民家に行って、衣装を着てもらったのだ。暖房設備がないので、非常に寒い。

二階のベランダから娘さんが男性に声をかけるのだそうだ。まるで、ロミオとジュリエットのミャオ族版かな。
あいにく雨が降り出した。貴州省は、「天に3日の晴れ間なし、地に3里の平地なし」と言われるそうだ。

下の写真は街の銀座通りと倉庫群。坂道である。雨が降り、寒くて、寒くて。



南花ミャオ族の村
土産物屋の娘(?)さんに衣装をつけてもらった。
祭りのときは、この姿で溢れるのだから、想像を絶する風景だろう。丘を上がっていくと、教会があった。




夕食

ジャガイモを辛く味付けした一皿が抜群のうまさ。味が染みていて、芋が粘りつく。
このほか、水餃子、茄子の炒め物、スープ2種類だった。今日の夕食も美味しかった。

いつも茶碗がひとつしか用意されない。どうやってオカズ、ごはん、スープを食べるのか、気になっていた。
ガイドと運転手は、先ず、おかずを入れて食べる。
次にはご飯だけ食べる。食べ終わったら、スープを入れる。こんな順番だった。


宿泊は、凱里騰龍酒店



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