三江

馬胖鼓楼、程陽風雨橋

2006年12月30日




馬胖鼓楼
へとへとになってたどり着いた。車で運ばれるだけだが、疲労困憊である。
道がひどいのだ。だが、トン族の鼓楼を見たかった。不便なところだからこそ、古い街並みがそのまま残っているのだろう。
中国は何度も来ても病みつきになるほどの奥深さがある。




程陽風雨橋

映画「山の郵便配達」を見て、その現場に立ちたくなった。風雨橋は映画のクライマックスに登場する。写真のような精緻につくられた橋が、山里奥深くにある。すごいものだ。住民は、毎日、この橋を通り、祝事をしたり、くつろぐのだ。




トン族の村

水車がある。水の流れる音がある。鶏の鳴き声が懐かしい。懐かしいのは、トン族の人々の顔つき、風景、語り合う姿である。
トン族は建物が得意だそうだ。これから見物するミャオ族は祭り、ヨウ族は踊り、チワン族は歌が有名だそうだ。

おばさんたちが火の回りで話し合っていた。その中に加えてもらう。栗を焼いていて、食べなよ、という風にくれた。その姿が、母に重なった。



夕食

ホテルに到着。三江飯店だ。ガイドと運転手は今日まで。明日から別の人たちに変わる。省が変わったからかもしれない。地球の果てに来てしまったかのような、何もない街だ。心細くなってくる。

夕食は大根の入ったスープ、ブタ肉と里芋、鳥の唐揚、ジャガイモの細切りだった。ホテルの隣の、美食城という店だった。もちろん、皆で食事をした。



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