北京

盧溝橋、抗日戦争記念館、  
魯迅故居、宋慶齢故居、雑技


2005年12月28日〜2006年1月2日




盧溝橋
橋の下は河で水が流れていたのだろう。
現在は乾いている。それとも、中国の冬、北京近郊はいつも乾いているのだろうか。





中国人民抗日戦争勝利記念館

現代史上破天荒的残暴記録 現代文明史上最暗黒的一頁
訪問したのは、激しかった抗日デモの直後だった。

「抗日戦争勝利60周年」、「偉大勝利」、「死者同朋3000000余人」、「史上不能忘記」という文字が踊る。

ここでは14人の日本人A級戦犯の写真を大きな柱に2段7列で配置している。中国には、歴史の恥ずべき柱に永遠に釘を刺すという言葉があるそうだ。その意味が日本人にも分かるように展示してある。

次には天皇がケ小平と並んでいる写真がある。そんな館内を、子供が駆けずり回り、恋人が兵士の像にもたれかかって写真を取り合っている。戦争、どこ吹く風である。

抗日のオンパレードだが、トイレは親日だ。「TOTO」の便器。いや、わざとTOTOにしているのかも。日本におしっこをかけているのかしらん。どうして、「OTTO」に代えないのだろう。

焼き芋は2本で2元だった。冷たい空気の中で、とても温かく美味い。それにしても、焼き芋の値段に比べて、記念館の入場料は15元、盧溝橋のチケット、20元は高いな。





昼食
マーボー豆腐とチンジャオロースー。市内のレストランで。辛くて、辛くて……。



魯迅故居




館内には残っているものは少ない。がらんどうだ。
残っていなくとも、「阿Q正伝」の緻密な構成と文章は誰の心にも残っている。



宋慶齢故居
ごみごみした一角に、邸宅が出現。ここでラストエンペラーが誕生したらしい。そんな歴史があるのだ。入場料は20元だった。



雑技、朝陽劇場

電話で予約を入れて、タクシーで駆けつけた。上海雑技団に比べると、ショウアップさに欠ける面がありますが、ここは北京です。そんなもんでしょう。キップは200元でした。



夕食、吉野家
25元の夕食。かなり贅沢だ。ものは考えようかも。焼き芋の2元に比べれば高いが、雑技の200元に比べれば安いと。



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