ワメナ

裸族の里、塩の池まで

2005年8月12日




裸族に遭遇


朝、コテージを出て、レストラン棟まで歩いた。
コーヒー、パンケーキ、オムレツの朝食を終えて、コテージまで戻る途中、裸族に出会ってしまった。

このころになると、裸族にも慣れていて、身振りで写真を取らせてもらった。もちろん、いくばくかのチップも必要だ。



市場にて


塩の池に行く途中、小さな市場があった。
人はよく歩いている。ほとんど裸足である。

道路は写真のように舗装されてはいない。おばさんは怖い人で、オーストリア女性が無断で写真を撮ろうとしたら、追いかけられて、鞭で打たれていた。ワタシの場合は問題なく撮れた。顔つきが似ていて、親戚のように感じたからかもしれない。いや、本当に!
メンバーはいつもの通り、イタリア人夫妻、オーストリア人夫妻と一緒だ。

到着以来、ずっと同一行動。昼食も夕食も一緒で話しながら食事をする。とても楽しい時間だ。観光していると、我々の周りに人々が集まってくる。そのくせ、カメラを向けると怒りだす人もいるので、注意が必要だ。





塩の池



ここから歩きだした。空気が透明なので、
日差しが頭のテッペンにあたり、皮膚が痛い。







途中で、何回も休む。汗が吹き出してくる。
日向は暑いのだが、木陰に入ると、ひんやりとする。
我々のグループは少人数なのだが、地元の人々がぞろぞろついてくる。



休むと、葉っぱを持ってきてくれた。顔に当てるとひんやりとするのだそうだ。







そのうちに坂がきつくて、ふうふう言いだした。そのうちに登るのをやめようかと思った。子供が二人で両脇を抱えてくれる。ありがたかった。これで塩の池まで行くことができた。抱えてくれた子供は、チップを請求した。スニーカーの先が痛い。もう、靴はどろどろだ。









塩の池


女性が小さな池で塩つくりの実演をしてくれた。山の上で塩をつくるのだ。ここでランチとなった。サンドウイッチ、バナナ、みかんが入っていた。岩に腰を下して食事だ。雨が降ってきて、大木の下に避難した。強烈な雨だった。








ミイラ



山の麓まで戻り、車でミイラを見に行く。
写真がミイラだ。それらしく見えますか?
 もちろん、チップを払いました。








ホテルで
ホテルに戻り、オーストリア人夫妻、イタリア人夫妻と、コーヒーを飲んだ。今日の強烈な体験で話が尽きない。電気が来なくなってしまう。それで部屋に引き揚げた。

レストランのベランダからは、雪を頂いた山が見え、とても気持ちのよい景色だった。

夕食は、スープ、サテ(インドネシア風焼き鳥)、野菜炒め、フルーツだ。いつもオーストリア、イタリア人といっしょである。客はそれだけしかいないのだ。



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