開城

高速道路で開城旧市街、板門店へ

2004年5月4日



高速道路


今日は開城、板門店への観光だ。
ピョンヤン→開城(Kaesong)間は高速道路が通じているので、日帰りができるようになった。



車は走りたい! ピョンヤン―開城間の高速道路



サービスエリアにて

車が走行しているのは、10分に一台程度だった。


サービスエリアでは机を出して、お土産や
アイスクリームを販売していた。


「水とパン」を買ったので写真に撮ってみた。



開城

だらだら坂を上って来ると、金日成の像がある。
この道路は広く一直線だ。その先は途中で、
途切れているように見えた。

この国では最も眺めのよい場所には金日成がいる。




金日成像の裏のくぼ地には古い家々が密集していた。

開城の街並み

寺を参観



パンサンギ料理

レストラン

このような形で現れる

蓋をとると料理が現れる


折角、料理をだしていただいたのだが、味はあわなかった。内容も野菜ばかりで物足りない。見てください。キュウリとかもやし、ホウレンソウのようなものばかりだ。育ち盛りのワタシでは、パサパサして、全部食べるのに苦労してしまった。

客は我々だけのようだった。我々も疲労感が出ている。まだ、四日目なのに……。



板門店へ!
いよいよ板門店に向かう。途中、ソウルからピョンヤンまでの鉄道線路の設置工事をしていた。線路脇に大勢の人がいる。たくさんの旗で、労働者を激励していた。

働く人はスコップくらいしかない。それに人数も少ない。いかにもこの国らしい風景だ。働く人は少数。激励多数。



板門店に入る

バスの前に障壁が現れた。南が攻めてきたとき、
障壁を落として道路を遮断する。
同様のものは南側、ソウルから板門店の間にもある。
我々は途中からバスを降りて歩いた。
一列になってしまうのは、緊張しているからだろうか。




軍人がバスに乗り込んできて、緊張が高まる!

本当に申し訳ないことだが、ワタシの隣に軍人が来て欲しいと思う。まじかで服装やバッジを見てみたいと思うのだ。軍人を意識してか、ガイドは日本がいかにこの国に対してひどいことを行ってきたか、そしてまだ行っていることをマイクを使って話す。
「皆さん、そう思いませんか。ひとつ、朝日の問題について議論しようじゃあありませんか?」
だれもガイドと目を合わせないように窓の外を見ている。気持は分りますよね。ここで議論してどうなるのでしょうか? 相手を論破したらどうなるのでしょうか?








板門閣(北朝鮮側)と自由の家(韓国側)

板門閣

自由の家



境界線



会談場






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