ピョンヤン

金日成像、博物館、凱旋門、金日成競技場

2004年5月3日




万寿台で献花、お辞儀事業

テレビ、新聞でよく見る巨大な金日成の像があるのが万寿台だ。
日本の国会議員もここに行くと、献花をして深々と頭を下げる映像を見た方も多いと思う。
かって平壌神社のあったところ。今や赤い巨大な金日成像がある。

我々も並んだ。国の元首にあいさつしないんですか? 朝鮮旅行社のガイドが、こう言った。日本から来た旅行社の添乗員が代表して献花をした。我々は立っていただけだった。



小雨が降っているので、寒々しかった。花は飾られていたが、お辞儀をしにここに来る人は、われわれ以外にいなかった。

巨大な像である。雨にうたれて、寒々そうだった。ひとの気配がないのは寂しいものだ。かっては、この像は金ぴかだったそうである。

代表者が献花するのを見る我々。

その花束


右の写真は「テポドンを抱いた金正日」鈴木琢磨著に掲載されていたもの。金星出版社、1980年、「未来をお育てになる偉大な愛」とある。


万寿台ですくっと立つ金正日。掲出した写真から、像と人間との尺度を見てほしい。実際、像は巨大だ。




ピョンヤン訪問地を赤○で囲みました。




朝鮮中央歴史博物館

大同江と金日成広場の間に小さな広場がある。その広場に面した博物館。館内は寒くて、見学どころではなかった。どうして暖房をいれないのだろう。



金日成広場

この広場を埋め尽くす群衆。軍隊の行進。見ごたえがあるだろうな。写真を撮るワタシの一挙手一投足をじっと見ている黒っぽい服装の人たちはどういう人たちなのだろう? 
仕事をしているようには見えない。
ワタシとしてはこんなイメージだ。
ピョンヤンの金日成広場にすくっと立っていても、頭では軍人の行進を想像している。




凱旋門

この門はパリにある凱旋門より高いとガイドは自慢げに語っていた。凱旋した人物は金日成だそうである。立派な建築物には、人民が見物にこないのだろうか? 見学者が我々だけというのも悲しい光景だ。
左の写真の中央部やや右に映っているのは「柳京ホテル」(105階)だ。ずっと建築中。ピョンヤンの象徴的な写真にはよくでてくる。このホテルは市内のいたるところから、見える。




凱旋門から金日成競技場に行く道路脇の塀に描かれた絵。




金日成競技場

かってはモランボン競技場という名称だった。この競技場では北朝鮮サッカー代表チームが国際試合を行ったところでもある。





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