マニラ

マラカニアン宮殿、イントラムロス、タガイタイ

1967年4月




シンガポールからマニラへ

シンガポール空港


シンガポールからマレーシア航空に搭乗

旅行も11日目。
マニラ空港から市内までは珍しくタクシーにした。運転手は通常料金の2倍も請求したので、警察官を呼んで話をつけなければならなかった。



マラカニアン宮殿



イントラムロス
歩いていると、暑くてたまらない。
消防署があったので、水を一杯もらった。ついでに顔を洗って、また歩き出した。




向こうにシティ・ホールが見える。



ロハス大通り
昼間はロハス大通りにある公園のコーヒーショップで、アイスクリームを舐めながらぼんやりとしてすごした。地元の人たちはトランジスタ・ラジオを聴きながら歩くのはオシャレのようだ。

夜、映画、歌、踊りを見せる劇場へ。
最初は国歌が流れ、全員起立して楽団の演奏を聴くのだった。売店でコーラを注文しただけなのに、20人くらいの男性が集まってきて、「オマエ、ニホンジンか」と日本語で迫ってきた。憎悪の籠った目つきをされたので、早々に逃げ出した。



バスの切符



タガイタイ行き
バスでタガイタイに。バスは赤いペンキが塗られていて、窓ガラスなんてない。乗客はじろじろワタシのことを見ている。昨夜、劇場で「ニホンジンか?」と言われたので、黙っていた。

バスは2時間でタガイタイに到着。バス停に下りると、すぐにバナナ売りが寄ってきた。1房、1ペソ(95円)とふっかれるのを、35センタボ(35円)に負けさせた。



タール火山



ヒッチハイクした場所
帰りは、バス代が勿体ないので、ヒッチハイクで戻ることにした。できることなら乗用車がいいななどと暢気に道端にたっていた。

1時間たっても車は止まってくれない。やっとトラックが止まってくれた。荷台にしがみついていると、空気が美味いと思えてくる。だが、太陽の光は厳しかった。



 トラックの荷台に乗ってマニラへ



マニラ国際空港



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