香港

ビクトリア・ピーク、アバディーン、中国国境


東南アジア旅行、1967年4月16日〜30日




香港到着
マニラから香港に入った。
旅行者が多いせいかもしれないが、格段の安心感だ。そのうえ、涼しいのがいい。



九龍

ケーブルカー、バス、市内電車の切符
早速、市内に出て、雑踏の中を歩いた。屋台で食べたり、中国の百貨店を訪れ、毛沢東語録を買ったりした。香港はかなりエキサイティングな場所だ。

移動するには市内電車やバスを利用した。何しろ運賃が安いのが魅力的だ。




シティ・ホール周辺

大丸近くで



ビクトリア・ピーク



夜のビクトリア・ピーク
夜、8時半になってようやく暗くなり、ネオンがつき始めた。






アバディーン
アバディーンには水上生活者が住んでいる。サンパンに乗った女が手招きして、乗れとせがむ。中で一緒に食事をするのか? 何となく怖い!



タイガーバーム・ガーデン



中国国境へ

バスでロクマチャウに向かう。
九龍の鉄道駅案内所で、国境へ行きたいと言うと、鉄道ではいけないとのことだった。国境近くの駅、羅湖は「禁区」だと案内所の女性が紙に書いてくれた。

バスならば3回乗り換えていくことができるらしい。ロクマチャウというところまでバスで行き、あとは国境まで歩けばとにかく行けるとのことなので、早速行動。

ロクマチャウでバスを降りた。

一本道をひたすら国境に向かって歩く。




突き当りが中国との国境
バスを降りて、遥かかなたにある国境に向かって歩いた。周囲は水田。次第に土嚢を積んだ駐屯地らしき一帯に近づいていった。のんびりとした風景に拍子抜けしながら歩く。



国境に到着。
遮断機をくぐりぬけ、中国に入ろうとしたら、兵士が飛び出してきた。
「向こうにある中国を見たいのです」
兵士は通せんぼをするばかりだった。



ホテル
ホテルの部屋のから見た向かい側のビル。



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