西表島

宇多良炭鉱跡を巡る!

2022年3月31日

乗合バスで「宇多良炭鉱跡」入口へ!

西表島の北西部には炭鉱があり、明治時代から石炭を算出してきた。その代表的な炭鉱が、今回訪問した宇多良炭鉱跡。

宇多良炭鉱は昭和11年(1936年)からの2年間が最盛期。沖縄や台湾などの地から1,400名の労働者が集まったと言われている

記録を読むと、労働は過酷だったらしい。坑道が狭いので、地面を這うように採炭した。落盤事故での死亡、寄生虫、マラリヤの蔓延があった。また、暴力によって支配される社会だったことがうかがえる。



バス停浦内川遊覧船乗場へ!


上原港から浦内川バス停まで約20分。
その乗合バスの運行は1日数便しかない。
バスを降り、浦内川遊覧船乗場に向かって歩く。



浦内川のバス停からしばらく歩くと、標識がある。



山の中を歩く!


道は整備されている。
静かな道を黙々と歩く。





宇多良川に沿って歩く!


浦内川支流の宇多良が見えてきた。




約20分で到着!
宇多良炭鉱の説明版がいくつかあった。
ここに小学校まである町があったのだ。



レンガ作りの支柱が残っていた!
この上をトロッコが走り、宇多良川まで石炭を運んだ。ここで小船に積みかえられて浦内川の河口へ運ばれていった。



船のエンジン、建物の跡!


宇多良川にレジャーのボートが来た!
ヤッホーと声をかけると、レジャーを楽しんでいた家屋が、宇多良川から上がってきた。

家族は何度かここに来ているとのこと。トロッコのレールも残っていたとのことだが、今回は発見できなかった。


■ 沖縄旅行記 目次
inserted by FC2 system