サルトルとボーボワールが逗留したホテル |
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ダゲール街はモンパルナス墓地の裏側になり、メーヌ大通りとダンフェール・ロッシュロー駅まで短い通りです。 ホテルを地下鉄、ゲーテ駅近くにしたので、ダゲール街には歩いてゆけました。滞在中、数回歩いてみました。歩くたびに味わいが深まってきました。加えて、パン屋、八百屋、総菜屋、魚屋、チーズ屋、ワイン屋さんが何軒もあり、良質の品物を販売していました。 カフェもオシャレだし、レストランもレユニオン料理屋、インド料理屋もありました。次にパリに行く機会があれば、この通りに入り込んでホテルを取りたいと思いました。 |
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ある日、観光を終えた跡、モンパルナス駅でバスを下り、メーヌ大通りを歩いて、警察署の前からダゲール街に入りました。 ひとつ通りを外れたところにサルトルとボーボワールが滞在したホテルがあります。白亜の料金の高そうなホテルでした。そうそう、エドガー・キネの市場の入口にはサルトルが通ったというカフェのありました。 |
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アニエス・ヴァルダの店(?) |
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アニエス・ヴァルダの店(?)、あるいは家(?)。 彼女の作品のDVDが並んでいました。夫はジャック・ドゥミ。「シェルブールの雨傘」「ロシュフォールの恋人たち」の監督。 |
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パリに1軒しかないアコーデオン専門店 |
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反対側にはアコーデオン屋さんです。 パリに1軒しかないそうです。ムスタキもアコーデオン奏者のジョエ・ロッシによって輝いたなあ。日本のコバもここを訪れたのかな? |
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焼きたてパンのいい匂い! |
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いい匂い! 日曜日なのでいくつかのパン屋さんは休みだった。そのせいかこの店は人が並んでいた。 |
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有名レストランらしい! |
名の知れた古本屋! |
金子光晴や林芙美子が逗留したホテル! |
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金子光晴と森三千代が貧乏暮らしをしたのが、このホテル。「Lionceau」。2つ星です。金子夫妻は1929年の暮れから2年間をここで過ごしたらしい。「ねむれ巴里」にここでの生活が書かれています。 林芙美子は1931年にこのホテルに滞在しています。 |
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ホテルの下には花屋さんがあった。 |
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ホテル界隈 |
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ダンフェール・ロッシュロー駅に向かって歩く! |
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八百屋、魚屋、チーズ店、惣菜屋が並ぶ |
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カタコンブ見学の行列 |
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ダゲール街を歩き切ると、ダンフェール・ロッシュロー駅に出る。 カタコンブ見学の長い列があった。 |
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パリ市の標準時計 |
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ダンフェール・ロシュロー駅の傍にありました。 |
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