ベルリン

ヒットラーの狂気A:
民族の祭典、オリンピック・スタジアム

2012年8月11日

旅行期間、2012年7月22日〜8月17日



朝食

宿泊しているフィヨルド・ホテルの近く。
愛想のいいトルコ系のお嬢さんが一人で切り盛り。
チョコ・クロワッサンの朝食。



OLYMPIA-STADION駅

Sでオリンピア・シュタディオン駅へ。
都心に緑に囲まれたオリンピック競技場がある。
Sバーンでそれほど時間はかからなかった。


駅を出ると、人々が歩いて競技場に向かっていく。10万人の観客が「ハイル・ヒットラー」と絶叫した地に近づいてゆく。
歴史の場所に触れる緊張感がある。



オリンピック・スタジアム

入場券は3.5ユーロ
5分程歩くと、映画「民族の祭典」やテレビで見たスタジアムが現れる。競技場の前には広場。

1936年8月1日、オリンピック開催の日、ここに群衆や兵士が終結したのだろうか。

この時、ナチスはザクセンハウゼン強制収容所を建設し始めた。たった、75年前のことだ。

今、太陽が照りつけ、大地をじりじりと焦がす。人々の「ハイル・ヒットラー」との歓声を感じながら、ひとり入口に向かって歩を進める。




前畑選手が優勝した水泳場
マエハタ、ガンバレ!
前畑秀子選手は200メートル平泳ぎで優勝。有名な水泳場だ。観客席はかなり使い込まれている。今は市民がスポーツを楽しんでいた。

日本選手は活躍したのだな。
前畑選手の名前を発見



金メダル獲得者
ここで見たかったのは、マラソンで優勝した孫選手の顕彰碑。国籍は日本となっている。


三段跳び、田島直人選手の名前がある。



オリンピック・スタジアム
1936年8月1日、午後4時。総統ヒットラーは写真の中央部に姿を現した。

金メダル顕彰碑はヒットラーがさっそうと登場した右側にあった。日本選手の名前が彫られている。

孫選手は写真中央部を走ってトラックに一番乗りした。



ベルリン・オリンピックの鐘



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