ベルリン

ヒットラーの狂気@:ザクセンハウゼン強制収容所跡

2012年8月10日

旅行期間:2012年7月22日〜8月17日



朝食、ポツダム広場
ホテルの傍からバスに乗って、ポツダム広場へ。外にあるテーブルでチョコ・クロワッサンとコーヒーで朝食。

ドイツに来てから、朝食はチョコ・クロワッサンにはまっている。チョコレートの甘さと香りが広がっていくと、目を閉じて微笑んでしまう。

十分に味わったあと、砂糖もクリームも入れないコーヒーを飲む。苦みが喉をとおっていく。美味しい。

カフェ



ザクセンハウゼン強制収容所跡へ到着

収容所跡の外側の入口
S1で45分かけて最寄駅のオラニエンブルグへ行くか、RE快速に乗って25分で行くのかしばし迷った。RE快速は最寄駅まで行くのが面倒。結局、S1で45分間、電車に乗って到着。

オラニエンブルグ駅から各国の人たちと話しながら強制収容所に向かう。
「広島にも行きましたよ」
ウルグアイからやってきたと言う、美女と約20分歩いた。彼女は団体の一員だ。彼らについていけばいい。だが、彼らは若いし、足が速い。

収容所は入場料無料となっていた。人々は急に無口になる。

しばらく歩くと、また門がある。

元管理塔らしい。



管理塔

青空に溶け込む時計塔

アウシュビッツにもあった「働けば自由になる」との文字



広大な収容所







脱出が容易に分かるように砂利が敷きつめられている。

復元されたバラックがあるだけ

監視塔

死体焼き場の跡



復元されたバラック
当時の建物は残っていない。
復元された建物が当時を彷彿とさせる。団体客から努めて離れて、1人で散策する。

強制収容所は東ドイツの時代には政治犯が収容されたのだな。そして、東ドイツは収容所を跡形もなく破壊したつもりなのか。

広大な敷地に立っていると、冬は寒かったのだろうなと思ってしまう。



バラックの内部
地下には、死体安置室、生体実験室、食堂、シャワー室などがある。また、壁の隙間から、何体もの人骨がでてきたなどと解説を聞くと、気分が悪くなってきた。




囚人の服

再現されたベッド



収容所の航空写真
丸い白線で囲んだ部分が、現在、強制収容所跡として残されている敷地。



収容所にあったレストラン
収容所で昼過ぎまで見学したために、お腹が空いてしまった。収容所の隣にあるレストランでハンバーガーとカリー・ヴルストで昼食とした。これらで4.8ユーロ。

外は暑いので、冷房の効いた屋内で食べていたが、やはり外の方が気分がいい。多くの観光客と騒ぎながら食事できる。

ここから20分歩いて駅まで戻らなければならない。バスはあるが、1時間に1本。かなり不便だ。それに駅まで周囲の雰囲気を味わいながら歩いたほうがいい。

カリー・ヴルスト



ベルリン市内へ
S1で戻る。写真のプラットホームはRE快速を待つ人たち。車内には自転車がある。ドイツ人は、毎日の生活に余裕があるのだな。



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