ヴァッハウ渓谷
ドナウ川クルーズ(メルク〜クレムス)

2012年8月2日

旅行期間、2012年7月22日〜8月17日



ウイーンからメルクへ

メルク駅前
ウイーン西駅でメルクまでの列車、ドナウ川クルーズ、クレムスからウイーンまでの戻りの列車が組み合わさったコンビチケット(49ユーロ)を購入しました。

ウイーンから、1時間15分でクレムスに到着。
同じ車両に日本人のご夫妻が2人いた。話しかけると嫌がられたが、そのうちにワタシが害のない人間だと分かったらしく、今度は向こうが饒舌になりました。

筑波市から来たのだと言う。二人はミューというツアー会社の日帰り旅行に参加したとのこと。費用は一人150ユーロとかおっしゃっていた。もちろん、日本語ガイド付の旅行。



メルク修道院へ

細い道を歩く。
メルク駅に到着すると、ミューのツアー(日本人4人)は足早に去ってしまった。観光客は目の前の丘にそびえるメルク修道院へぞろぞろと歩いていく。日差しが強い。

コーナーごとにメルク修道院への方角が示してあるし、観光客についていけばいい。

駅前は芝生のある家々、次第に、古い町並みに変わっていく。日陰を選びながら、石畳を歩いていくと、おとぎの国に来たような感じになってきた。

修道院は丘の上にある。



メルク修道院


入場切符
マリー・アントワネットがフランスに嫁ぐ途中、この修道院で1泊したことでも知られている修道院は英語の案内もある。ガイド嬢に従ってゆっくりと見物した。。

修道院の入口

修道院の中庭



メルク修道院内部

天井の絵

廊下

付属教会



メルク修道院からの眺め
メルクは小さな町だ。修道院から一望できた。森の向こうがドナウ川のはずだが、残念ながら見えない。



昼食

食事したレストラン
ドナウ川クルーズが出発するのは午後1時50分だから時間は十分ある。旧市街のレストランは観光客で混雑していた。

テントの下のテーブルは暑いのだが、室内で食事をするよりも開放感がある。
「まず、ビール」
赤いテントの下で魚のフライとスパゲッティを注文しました。

白身の魚
赤いテントの下で食事をしたので、写真が赤くなってしまった。



食事をしながら自転車で観光している人々をぼんやりとみていた。彼らは元気だなあ。躰からエネルギーが湧きあがってくるような雰囲気だ。こっちは暑さで息も絶え絶えなのに。



ドナウ川クルーズ

切符
ドナウ川クルーズの船着き場までは10分ほど歩かなくてはならない。船着き場でコンビチケットを乗船券に代え、船内に入る。

目で、日本人を探すがいそうもない。2階のオープンエアーのデッキに席を占める。アメリカ人の若者たちと一緒だ。
ドナウ川って飾りっけなしの男性的な風景だ。ライン川は優美で美しいのだが、ここは田舎くさい風景が続く。

暑いのでジンジャエールを注文し、アメリカ人の若者たちと騒ぎながら風景を楽しむ。アメリカ人って人懐っこいし、陽気だな。

カッコイイですな。F・ブラッシー並の銀髪



乗船して1時間半
ドナウ川を上る船としきりにすれ違う。宿泊施設を用意した船だ。何日、かかってクルーズするのだろうか。のんびりとした船旅っていいんだろうな。

こんな旅をしてみたい。脚が短いから無理?






デュルンシュタイン

アメリカから来た学生たち



クレムスからウイーンへ

クレムスに到着したのが午後3時30分。
別の船で来たのだろうか、トラピックスの団体がいた。ツアーだと、バスが船着き場で待機してくれるのだが、わたしはクレムス駅まで行かなくてはならない。バス停留所も不案内なので、標識に従ってぶらぶら歩いていく。

途中、不安になり、道を尋ねること4回。クレムス駅に到着した数分前にウイーン行の列車が出発してしまった。駅にあるスーパーマーケットでビールとアイスクリームを買い、テーブルで時間をつぶす。あまり遅くならないうちにウイーンへ戻ればよいのだから。




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