ソウル 下町の千戸洞、セレブの清潭洞 2011年2月8日 |
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新里門から千戸洞、清潭洞へ |
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地下鉄で新里門から千戸駅、狸鴨亭駅へと動いた。 |
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千戸駅から |
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地下鉄から道路に上がったところ |
「韓国・下町人情紀行」(鄭銀淑著)に千戸洞を「ガイドブックに出ていない下町散歩」と書いていた。ガイドブックからはみだした下町か! 行きたくなる。 新里門から地下鉄を乗り換え、漢江を渡り、千戸駅に降り立った。鄭さんの本を読みながら、方角を定めて歩き始めた。 Eマートを通り過ぎ、洋服店とアクセサリー店の間の道を入っていく。すぐに食べ物横丁が始まる。次はモーテルが並んでいる路地に出る。そこを涼しい顔で通り過ぎる。 |
食べ物横丁 |
朝なので人通りは少ない。 |
道路を渡り千戸市場へ |
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「豚足」の食堂が並んでいる。 |
多分、ここは「チョッパル通り」(豚足横丁)ではないだろうか。 日本人にはきつすぎる匂いだ。動物の匂いがそのまま漂っている。 「食べていくかい」 店のおばさんに誘われるが、断ってしまう。 |
中央後方は豚ですよね。 |
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色町、テキサス村を早足で! |
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裏に回る。独特な雰囲気だ。 テキサス村と呼ばれる色町らしい。まだ、昼前なので店は開いていない。人っ子ひとりみえない不気味な雰囲気である。それとも、廃れてしまったのだろうか。 夜ともなれば、ピンクの電灯が灯り、女性たちが化粧をして路地の両側に立つのか。ソウル4大色町のひとつ。ここテキサス村は寂れてしまった感じだ。 |
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千戸市場 |
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市場は寂しい。 |
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大通りに出る |
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スターバックス、怪しそう。 |
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昼食、トンカツ |
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なるべく清潔そうなレストランを探した。 鍋を食べさせる店が多い。入った店も鍋専門のようだった。2人以上でテーブルを囲み鍋を突っついている。 こちらはひとり。トンカツにした。甘ったるいソースがいい。食事を終えると、地下鉄駅へ。狸鴨亭駅に向かった。 |
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清潭洞 |
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「ソウル路地裏チョンマルガイド」から |
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狸鴨亭駅から |
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狸鴨亭駅を出ると、方角が分からなくなってしまった。「ソウル路地裏チョンマルガイド」を手にしているのだが、肝心の街歩きを始める地点までたどり着けない。 恰幅のいい初老の紳士に尋ねる。数ブロック先とのことだ。上手い英語である。まるでネイティブの発音である。 |
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この交差点を渡る。 |
紳士に教えられたとおり、交差点まで歩く。ガイドブックで確認する。確かにガソリンスタンドがある。正しい方向に歩いている。 交差点を渡り、「カフェ・パスクーチ」を見つけながら歩く。あった。ここまでくれば安心だ。 |
「カフェ・パスクーチ」を右折する。 |
「カフェ・パスクーチ」を曲がった道路。 |
カフェ |
ソウルで歩いたタルトンネや千戸洞の下町とは異なった街だ。なにやらお洒落なカフェもある。車の種類が違う。俳優が住んでいるたしい。うむ、整形外科があるな。 |
島山公園 |
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島山公園はぜひ訪れてみたかった。 韓国の独立に力をつくした人物を称える公園らしい。寒いので公園には人があまり出ていなかった。 |
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公園を何周もウオーキングしている2人連れがいた。小柄な老人の後ろには、長身の黒ずくめの若い男性。手袋まで黒だ。後ろを歩いている。ギャング映画でこういったシーンがあったことを思い出した。 空想の世界だと思っていたことが、現実の光景として目の前に展開する。老人はどんな生涯をすごしてきたのか? ちょっぴり空想してしまう。 |
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散歩を続ける |
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コーヒーショップでひと休み |
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また、散歩を続ける |
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カメラマンたちがかたまっていた。 |
誰なんでしょう? |
通りは芸能プロダクションもあるらしい。 歩いている先に人の塊りがあった。カメラマンがいる。人を押しのけて外国人が現れた。 「誰だい」 寄って、取り囲んでいる人に聞いてみる。 「△○□……」 |
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映画「シュリ」の舞台を探して! |
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映画「シュリ」にある、北朝鮮の女諜報員がソウル市民を装って暮らしていたところを探しあぐねた。地元の人に聞くと、分からないと言う。でも、ずっと一緒に探してくれた。とうとう見つからなかったが、一人で探し始めると、一発で発見した。 そこはカフェになっている。店に入って確認する。韓国の俳優も出入りする店らしい。 「はい、さようでございますとも、当店でございます」 質問に答えてくれた。 |
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映画「シュリ」にでてくる。「Cafe de moi」となっている。 |
テラス席 |
「Cafe de moi」。映画では、北朝鮮諜報員が熱帯魚店を装っていた。ぜひ、ここでコーヒーを楽しんでください。 | |
清潭駅へ |
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この建物をみて、街歩きは終わりました。 |
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夕食、東大門うまいもの横丁 |
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ホテルからすぐの東大門うまいもの横丁にでかけた。夕食、ひとりは味気ないものだ。チゲを注文した。 辛くしないようにリクエストした。食べてみると美味しくない。味がない。やはり、韓国料理は地元の人と同じような辛さで食べなきゃいけないな。 |
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■ 東アジア旅行記 目次 |
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