○印をつけた地域をあるいてみた! |
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延吉は漢字と朝鮮語の看板が氾濫していた。 バスの停留所も朝鮮語が併記されている。中国の朝鮮族は200万人足らずだが、延吉にはそのうちの多くの朝鮮族が住んでいる。 街をあるいていると……ハムニダなどと朝鮮語が飛び交っている。そんな延吉をバスに乗ったり、歩いて回ってみた。バスは1元(15円)。停留所もあちこちにあり、利用しやすい。 さて、延吉駅だが、愛新覚羅浩著、「流転の王妃の昭和史」にも登場する。ラストエンペラーの皇后とともに、駅から市内を引きずりまわされた地である。まさに昭和史の一断面がここにある。 |
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延吉駅までバスに乗る! |
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延吉からハルビンまで夜行列車で行くことにしているので、駅を見ておこうと、人民路の停留所からバスに乗った。 バスだと安心して乗っていられる。渋滞でも気にすることもない。そのうえ、人々は親切だ。 |
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延吉駅 |
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駅の切符販売所 |
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駅前の通り |
繁華街は駅舎から離れている。 駅前の大通りも雑踏だ。 青島行きのバスも出ている。小さな食堂も並んでいる。旅行者用のものなのだろう。駅前を歩いていると、何気なく女性がいっしょに歩き始めた。彼女はひじでわたしの腕を突っつくのだ。 駅前にそんな種類の女性が? 注意して周囲をみると、女性がぶらぶらしている。脇に入ると、休憩用の旅館もあるのだ。 |
小さな店が多い |
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バスで西市場まで |
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朝鮮語の案内が上にある。 |
駅前の停留所で行先を調べていると、「その案内は間違っていますよ」と日本語で声をかけられた。老人が丁寧にバスの乗り方を教えてくれた。 |
西市場あたり |
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看板の美女箱包とは何だろう。 |
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路地で販売するおばさん |
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西市場の通りを歩いていたら、飲料を売っていた。聞いてみると、日本のヤクルトのようなものらしい。1本買って飲んでみた。まさしく、その味だ。 | |
スターバックスという看板。ローマ字が違っている。ホンモノではないのだな。中国だな、と感じるときだ。 | |
KFCでひと休み |
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狗肉食堂通り |
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KFCでコーヒーを飲んで休む。この店はいつも床を掃除していて、きれいなのだ。 一休みすると、今いる人民路から光明街まで歩き、そこから海蘭路に入った。地図を見ながら歩くのだが、ガイドブックのそれは距離がかなり違って表示されているので、通り過ぎてしまった。 目的地は狗肉食堂のある通りである。人に何度か尋ねながら、やっと到着できた。 |
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帚木蓬生著の「受命」で、延吉の食堂で狗肉料理を食べる場面があるが、ここかなと思ってしまう。夜になると、ごった返すのだろう。 | |
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