バンコク

ピョンヤン・カフェで「喜び組」と楽しむ

2007年6月15日


ピョンヤン・カフェ
スクビット路の日本人街を通り抜け、エカマイを過ぎる。韓国人街も通りすぎる。やがて、タイ人用のアパートが林立する地域だ。


まだまだ走る。街灯が少なくなり、なにやら市場のようなところを過ぎる。その先に、平壌館はあった。看板は小さく、ごくありきたりの建物である。バスやMRTを使ったりすると、ごちゃごちゃして分からなくなるので、タクシーにした方が無難。



入場した途端、感動が押し寄せてきた。
「春香伝」の歌じゃないですか。シャッターを押したのはいいのだが、興奮してフラッシュを設定するのを忘れてしまった。


次の曲では、女性の脇に突撃。相手はうたっているので、少しは遠慮しましたが……。一緒に、踊りだしてしまいました。だって、天下の「喜び組」に遭遇ですから。躊躇してはいられません。


この女性たちは、「喜び組」ではないとおっしゃる向きもあろうかと思いますが、わたしは「喜び組」だと思い込んでいるので、ご容赦を。


とうとう場所をわきまえず、紙に「金日成将軍の歌」と書き、リクエストしました。もちろん、多額のチップも添えました。

な、なんと、きちっと歌ってくれるではありませんか。マンセー、マンセーというところは一緒に歌いました。こういうときは、涙を流さなくてはいけません。それがかの国の人の歌い方です。もちろん、わたしも涙を流しました。



そのマイクです。
マイク、マイクと叫んだのに、分かったのか、分からないのか? マイクを持ってきません。

仕方ない、スプーンで代用しました。いいでしょ。
「混ぜてください」
「はーい」
「パパは? グレート・ピョンヤン?」
「はい」
「どこなの?」
さりげなく話をします。兄弟がいて両親もグレート・ピョンヤンに住んでいるとのこと。優しい言葉を聞いていると、バンコクに来てよかったなあと心から思う。




美女と眉毛とは存じていますが……。



          箸入れ

   情報誌の広告にサインしてもらいました。



バンコクのごはん



マンゴ・ツリー(スリオン通りからひとつ路地を入る。)

大好きな「クンオウウンセン」

これも好きな焼き飯

ああ、カオニオが美味しい。



路上の朝食
スリオンロードの屋台で朝食とした。
昔はアルマイトの食器だったが、進化したものだ。



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