ピョンヤン・カフェ |
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スクビット路の日本人街を通り抜け、エカマイを過ぎる。韓国人街も通りすぎる。やがて、タイ人用のアパートが林立する地域だ。 まだまだ走る。街灯が少なくなり、なにやら市場のようなところを過ぎる。その先に、平壌館はあった。看板は小さく、ごくありきたりの建物である。バスやMRTを使ったりすると、ごちゃごちゃして分からなくなるので、タクシーにした方が無難。 |
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入場した途端、感動が押し寄せてきた。 「春香伝」の歌じゃないですか。シャッターを押したのはいいのだが、興奮してフラッシュを設定するのを忘れてしまった。 次の曲では、女性の脇に突撃。相手はうたっているので、少しは遠慮しましたが……。一緒に、踊りだしてしまいました。だって、天下の「喜び組」に遭遇ですから。躊躇してはいられません。 この女性たちは、「喜び組」ではないとおっしゃる向きもあろうかと思いますが、わたしは「喜び組」だと思い込んでいるので、ご容赦を。 とうとう場所をわきまえず、紙に「金日成将軍の歌」と書き、リクエストしました。もちろん、多額のチップも添えました。 な、なんと、きちっと歌ってくれるではありませんか。マンセー、マンセーというところは一緒に歌いました。こういうときは、涙を流さなくてはいけません。それがかの国の人の歌い方です。もちろん、わたしも涙を流しました。 |
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そのマイクです。 マイク、マイクと叫んだのに、分かったのか、分からないのか? マイクを持ってきません。 仕方ない、スプーンで代用しました。いいでしょ。 |
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「混ぜてください」 「はーい」 「パパは? グレート・ピョンヤン?」 「はい」 「どこなの?」 さりげなく話をします。兄弟がいて両親もグレート・ピョンヤンに住んでいるとのこと。優しい言葉を聞いていると、バンコクに来てよかったなあと心から思う。 |
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美女と眉毛とは存じていますが……。 |
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箸入れ |
情報誌の広告にサインしてもらいました。 |
バンコクのごはん マンゴ・ツリー(スリオン通りからひとつ路地を入る。) |
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大好きな「クンオウウンセン」 |
これも好きな焼き飯 |
ああ、カオニオが美味しい。 |
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路上の朝食 |
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スリオンロードの屋台で朝食とした。 昔はアルマイトの食器だったが、進化したものだ。 |
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