ジャヤプラ

戦争の跡 

2005年8月13日


ジャヤプラ到着

ワメナ発、9時45分発予定の航空機だが、出発は10時20分となった。
ガイドがチップの請求をするのがうるさい。十分に心付けを渡したつもりなのだが……。

ジャヤプラに到着したのは午前11時55分だった。
ガイドが待っていてくれて、センタニ湖へ行く。そこで昼食となった。湖畔のレストランだった。
水上レストランだ。なかなかお洒落である。魚、野菜炒め、ヨーグルト? 
魚はあっさりとしていて美味しかった。ヨーグルトには氷が入っていたが、暑いので、たまらず飲んでしまった。




センタニ湖畔


センタニ湖



魚市場
魚の腐ったようなにおい、暑さで吐いてしまうほどの気分になった。大勢の人々が魚を売っていたり、さばいたりしていた。



ハマディ・ビーチ

第二次世界大戦の戦車があるというので、連れていってもらった。太陽がかっと照りつけ、吐く息が燃えるようだ。日本の家屋のような長屋が続く街を歩いた。しばらく行くと、民家の庭先に戦車、タンクが残骸をさらしていた。その上に、洗濯物を干してあるのがご愛敬だ。


浜辺をうろうろしていると、地元の人が寄って来た。
「日本軍の戦車を守っている。それには資金が足りないので、寄付してくれないか」
寄付してくれた人たちの名刺、それに住所のメモ書きも見せてくれた。幾ばくかの、寄付をした。
「激しい戦闘だったのですよ」
地元の人はさも見てきたように言う。だって戦後60年以上過ぎているのに。まだ、その男性たちは五十歳代のように見えた。この浜辺は水もきれいでとてもよい場所だ。こんな南洋の楽園で日本とアメリカとの戦闘があったのだな。



ホテルに戻って、コーヒーを飲んだ。
夕食は粥、汁そば、ガドガド(サラダ)、アヤムゴレン(鳥唐揚)にした。汁そばは食べられなかった。味が薄いのだ。

夜は漆黒の闇である。蚊が部屋に入ってきて閉口した。そのうちに停電となり、クーラーも止まってしまった。暑い! 




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