ラサ

モウモウ(チベット風餃子)、八角街街歩き

1992年9月




「エベレスト」という文字のある看板

「チョモランマ」でなくていいのか?
実は、ラサに到着するとすぐにホテルを抜け出して、北京西路へ繰り出したのだった。高山病の予防のためには、夕方までホテルで休んだほうがいいとガイドに言われていたのだが……。

そこにポタラ宮があるのにホテルで休んではいられない。外に出たが、チベットのイメージはない。漢族とビルディング。昔のチベットはどこだ? 

立ち止まって胸に手をあて、あるいは、並木に片手をついて呼吸を整える。



警官



店、物売り点描



人民政府

胡錦濤国家主席もここにいたのか。




カラオケ
チベット料理店や日用品を売る店が並んでいる。カラオケもある。

歩いているのは漢族ばかりだ。チベット人と昔のポタラ宮はどこだ。


チベット料理店
チベット餃子を出す店に入った。

唇が紫色になってきた。顔も青白い。何度もトイレに行き、喉に指を差し込む。胃の中の液体を出そうとしている。酸素不足のため、胃腸がヘンになっている。

テーブルの上はモゥモゥ。一皿5円。
出てくるのは、白い液体ばかりだ。歩けなくなってしまった。空気が肺に送り込まれないせいか、喉がひきつり、ヘんな音をたてる。

高山病にやられてしまったのだ。
もう午後7時30分をすぎた。チベットではまだ太陽が出ている。





郵便ポスト



広場から八角街へ




ホテル
ホテルはホリデー・インに宿泊した。ベッドが3つもあるが、宿泊者は一人だ。




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