ブルージュ

雨の古都

1981年2月28日



ブリュッセル中央駅から
ブリュッセル中央駅から、11時19分発の電車でブリュージュに向かう。車内は広々としている。窓の外は緑の田園が広がっている。冬なのに、と思う。田園の上には霧か、雨か、霞んでいる。


12時29分にブルージュに到着。
遠くに霞む塔を目指して歩く。石畳の道。両側は石造りの昔からの建物。ぶらぶら歩いているだけで満足だ。

ブリュージュまでの切符
昼食は、イタリア料理店に入った。雨がひどく、空腹を感じていた。客が出てきたので、「味はどうだった」と訊ねる。
「この店はトレビアンだよ」
それでこの店に決めたのだった。スパゲッティとコーラを注文。



運河の脇で写真をとる。
とうとうマーケットで傘を求めた。だいぶ暗くなってきている。



一角には教会、郵便局、店がある。子供たちが傘をさし、大声をあげながら歩いて行く。地味な服を着た子供たちだと思う。


午後5時23分、ブリュージュ発の電車でブリュッセルに戻る。車掌が回ってきて、この電車はBruxelles Midi か Bruxelles Nordしか停車しないと言う。最寄り駅はbruxelles Centralだからどうやってホテルに戻ろうかと思案する。結局、Midiで下車。次の列車を待つことにした。




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