ブダペスト

グル・ババ通りのオスマントルコ

2018年8月9日




トラムで

トラムはドナウ川に沿って北上する。
1541年、オスマントルコはブダを占領。
以来、150年、街はオスマントルコ帝国の支配下におかれました。

グル・ババ通りは、トルコの色が強いディープな街歩きができそうなので、トラムに乗って出かけてみました。

トラムはドナウ川沿いを走ります。
マルギット橋を渡った最初の停留所、「Margit hid, budaihidfo」で降りました。そこから山の手に向って歩いてゆきます。



グル・ババ通りに入る。
グル・ババ通りという標識を発見。
そこから石畳の道をのぼります。一帯はオスマン帝国の時代にトルコ人が住んだ地域です。

古い時代に迷い込んだかのような雰囲気の街です。



坂をのぼってゆく。



ブダペストの街が見えてくる。



ピーター・ブマンスフィールド記念公園
グル・ババ通りをのぼってゆくと、ピーター・マンスフィールド公園にでました。たどり着いたときに息がきれました。

ピーター・マンスフィールドは1956年のハンガリー動乱で捕らえれました。このとき、彼はまだ16歳でした。 当時、ハンガリーはソ連の影響下にありした。1959年3月21日、絞首刑で処刑されたのです

ハンガリーでも動乱の記憶は薄れがちになってきているので、当時の記憶を風化させないために彼の名前を冠した公園が設置されたと、説明板がありました。
記念碑の中にはピーター・マンスフィールドの裸の彫像があります。
セミの鳴き声をききながら少年の国を思う気持ちを想像する時間を持て、有意義なひと時となりました。






公園から見たブダペスト

市内の眺めが素晴らしい。



坂を下り、グル・ババの霊廟へ

グル・ババの彫像
グル・ババの棺がある霊廟



暑いのでカフェに飛び込む!

ジュースは600フォリント(240円)
冷房が効いていて、生き返ったよう。



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