マルセイユ

旧港、マルセイユ郊外

1981年2月



ミストラル号
パリのリヨン駅からミルトラル号に乗車。フランスを代表する列車に乗ってみたかった。

リヨン駅に到着すると、TGVが停車している。車掌はパリ・リヨン間を2時間で走るのだと自慢する。
「日本の新幹線よりも早いぞ」
日本でこんな話を聞いたことがある。

フランスの交流電化は世界一だ。当時の日本国鉄は技術を盗むために職員をフランスに送り込んだ。また機関車を一台購入し、日本で分解して研究したのだ。

そのそっくり機関車をどんどん製造し、インドにダンピングして売り込んだのだからフランスは怒ったのだ。数年間、日本の国鉄の技術者はフランスの国鉄の敷居を跨げなかった。



マルセイユ郊外、Callelonque
ノートレダム・ドラ・ギャルド寺院から地中海を見る。遠くに島が見える。のどかだ。

そのあと、郊外に行ってみる。海がとてもきれいだ。砂浜ではなく、岩ばかりだからだろう。太陽を背に受け、ぼんやりと海を見ていると、気分がほぐれてくる。



旧港のレストラン



宿泊したホテル




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