パリ

モンマルトルを歩く

1980年10月29日から11月3日



モスクワで1泊

ホテルの窓から、空港を見る。
1980年10月28日。成田からアエロフロート機でモスクワへ。乗り継ぎでパリに向かう予定だった。機はレニングラードに到着。深夜、モスクワに戻って、1泊した。

レニングラードの空港ではフランクフルトから東京に向かう人たちも缶詰になっていた。もう4時間も待っているとのこと。モスクワに戻ると、乗客はパスポートを取り上げられ、ホテルに連れていかれた。

ここでやっとサンドウイッチの軽食が出された。6時間ぶりの食事となった。ホテルでは外に出られないまま夜をすごした。
同室の日本人はニジェールへウランの採掘にでかけるのだと言う。

ホテルの窓から

やっとパリに向けて搭乗できる。
翌朝、食事はチーズ、ゆで卵、パン、紅茶である。メイドがドイツのタバコを持っていないかと言う。ないので、日本のタバコを渡した。14:30、やっとパリに向けて出発した。



パリに到着

空港からリムジンバスで市内へ



凱旋門、モンマルトルを散策
珈琲を飲み、スタンドで買った新聞を読む。そんなことをしていると、すぐに時間がすぎてゆく。
エリゼー・バーと看板のある酒場で一息つく。
ここには日本人のプロレスラー、井上の写真が飾ってあったからだ。彼以外にも、A Ferre(204cm、140Kg)、ILAE MAKEBA(エシオピア)、ピーター・メイビア、Gilbert Leduc(チャンピオン)の写真がある。

また、ソニー・ロリンズの公演がテアトル・ドウ・ラ・ヴィルであるらしく、ポスターが貼ってあった。
毎日、モンマルトルを散歩する。ミニスカートに網タイツの女性が坂をゆっくりとおりてくる。日本語で呼びかける、客引きもいる。

朝食はホテル。昼食はサンドウイッチ。夕食ははサン・ミッシェルへでて、日本料理店ですます。一人で歩いていると、寂しくなってくる。


ある日の夕食は、
おすいもの、牛肉の照焼き、モヤシ炒め、ご飯、アイスクリーム。これにお茶を頼むと、31、2フランだった。1フランは50円以上するのだ。




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